WordPress導入ガイド
WordPressとは何か?から実際の始め方まで、初心者の方にもわかりやすく解説します。このガイドを読めば、WordPressでサイトを作る第一歩を踏み出せます。
📖 読了時間:約15分 | ⏱️ 所要時間:約30分〜1時間 | 💰 初期費用:月額500円〜
WordPressとは?
WordPressは、Webサイトやブログを簡単に作成できるソフトウェアで、インターネット上のすべてのWebサイトのうち、約43%がWordPressで作成されています。つまり、あなたが日頃見ているサイトの3つに1つはWordPressで作られているということです。
WordPressの3つの大きな特徴
専門知識不要
HTMLやCSSなどのプログラミング知識がなくても、ブログ感覚で記事を書いたり、サイトを更新したりできます。
無料で利用可能
WordPress本体は完全無料。オープンソースソフトウェアとして公開されており、誰でも自由に使用できます。
自由度が高い
テーマ(デザインテンプレート)とプラグイン(機能拡張)により、個人ブログから企業サイトまで幅広く対応できます。
WordPressで作れるサイトの種類
- 個人ブログ:日記や趣味、専門知識を発信
- コーポレートサイト:企業の公式Webサイト
- ECサイト:オンラインショップ(プラグイン使用)
- ポートフォリオサイト:作品や実績の紹介
- 会員制サイト:限定コンテンツの提供
- メディアサイト:ニュースや情報発信サイト
WordPressを始めるために必要なもの
WordPressでサイトを公開するには、以下の3つが必要です。
| 必要なもの | 役割 | 費用目安 |
|---|---|---|
| レンタルサーバー | Webサイトのデータを保存する場所 | 月額500〜1,500円 |
| 独自ドメイン | サイトのURL(例:example.com) | 年額1,000〜3,000円 ※サーバーとセットで無料になることも |
| WordPress本体 | サイト管理システム | 無料 |
レンタルサーバーとは
レンタルサーバーは、Webサイトを公開するために必要な「土地」のようなものです。WordPressを利用する場合、PHPとMySQLに対応したレンタルサーバーが必要ですが、現在の主要なレンタルサーバーはほぼすべて対応しています。
代表的なレンタルサーバー:
- エックスサーバー:国内シェアNo.1、高速・高安定性
- ロリポップ:コストパフォーマンス重視
- カラフルボックス:LiteSpeed採用で超高速
- ConoHa WING:初心者でも使いやすい管理画面
独自ドメインとは
独自ドメインは、インターネット上の「住所」にあたるものです。「https://あなたのサイト名.com」のように、好きな文字列で設定できます。
独自ドメインの例:
- example.com(.com = 一般的な用途)
- example.jp(.jp = 日本を示す)
- example.co.jp(.co.jp = 日本の企業向け)
WordPressを始める2つの方法
WordPressのインストール方法には大きく分けて2つあります。
| 方法 | 難易度 | 所要時間 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| 簡単インストール機能を使う | ★☆☆☆☆(超簡単) | 約10〜15分 | ★★★★★ |
| 手動でインストール | ★★★★☆(難しい) | 30分〜1時間 | ★☆☆☆☆ |
簡単インストール機能とは
レンタルサーバーが提供する簡単インストール機能を使えば、管理画面上の数クリックの簡単操作だけで、あっという間にインストールが完了します。FTPソフトの設定やデータベースの作成といった難しい作業は一切不要です。
手動インストールが必要なケース
以下のような特殊な場合のみ、手動インストールが必要になります:
- 簡単インストール機能がないレンタルサーバーを使っている
- VPSやAWSなど、カスタマイズ性を重視したサーバー環境を使用
- ローカル環境(自分のPC内)でWordPressを練習したい
WordPressの始め方(簡単インストール版)
ここでは、最も一般的で簡単な「簡単インストール機能」を使った始め方を解説します。
レンタルサーバーに申し込む
まずはレンタルサーバーを契約します。多くのサーバー会社では、以下の流れで申し込みが完了します:
- 公式サイトにアクセス
- プランを選択(個人ブログなら最安プランで十分)
- 契約期間を選択(長期ほど月額料金が安くなる)
- アカウント情報を入力
- 支払い情報を入力
独自ドメインを取得する
サーバー契約と同時に、独自ドメインも取得します。多くのサーバー会社では、契約時にドメインを無料でプレゼントしています。
- 好きなドメイン名を入力(例:my-blog)
- ドメイン末尾を選択(.com、.jp など)
- 取得可能か確認
- 申し込み確定
WordPressをインストールする
サーバーの管理画面にログインし、WordPress簡単インストール機能を使います。
- 管理画面から「WordPress簡単インストール」を選択
- インストール先のドメインを選択
- サイトタイトルを入力
- 管理者ユーザー名を設定
- 管理者パスワードを設定
- メールアドレスを入力
- 「インストール」ボタンをクリック
これで数分後にはWordPressのインストールが完了します。
WordPressにログインする
インストール完了後に表示される管理画面URLにアクセスします。
URL例:https://あなたのドメイン.com/wp-admin/
- 先ほど設定したユーザー名を入力
- パスワードを入力
- 「ログイン」をクリック
これでWordPressの管理画面(ダッシュボード)が表示されます。
初期設定を行う
WordPressにログインしたら、以下の初期設定を行いましょう:
- SSL化:https://で始まる安全な接続にする(多くのサーバーで自動設定)
- パーマリンク設定:記事URLの構造を決める
- テーマ選択:サイトのデザインを選ぶ
- プラグイン導入:必要な機能を追加する
WordPressの基本的な使い方
記事の投稿方法
WordPressで記事を書くのは、ブログサービスと同じくらい簡単です。
- 管理画面左メニューの「投稿」→「新規投稿を追加」をクリック
- タイトルを入力
- 本文をブロックエディタで入力
- カテゴリーやタグを設定
- 「公開」ボタンをクリック
ブロックエディタとは
WordPress バージョン 5.0から搭載されたブロックエディタは、記事を直感的に投稿できる機能です。見出し、段落、画像、ボタンなどの要素を「ブロック」として追加・配置できます。
テーマ(デザインテンプレート)の変更
テーマを変更することで、サイトのデザインを簡単に変えられます。
- 管理画面左メニューの「外観」→「テーマ」をクリック
- 「新規追加」をクリック
- 好きなテーマを検索
- 「インストール」→「有効化」をクリック
プラグインで機能を拡張
プラグインは、WordPressに新しい機能を追加できる拡張機能です。お問い合わせフォーム、SEO対策、セキュリティ強化など、さまざまなプラグインが無料で提供されています。
- 管理画面左メニューの「プラグイン」→「新規追加」をクリック
- キーワードで検索、または人気のプラグインを探す
- 「今すぐインストール」をクリック
- 「有効化」をクリック
WordPressのメリット・デメリット
メリット
- 無料で高機能:WordPress本体は完全無料で、プロ仕様のサイトが作れる
- カスタマイズ性が高い:テーマとプラグインで自由にカスタマイズ可能
- 情報が豊富:世界中で使われているため、困ったときの情報が見つかりやすい
- SEOに強い:検索エンジンに評価されやすい構造になっている
- 複数人での管理が可能:権限を分けて複数人で記事を投稿できる
デメリット
- セキュリティ対策が必要:利用者が多い分、攻撃の対象になりやすい
- サーバー費用がかかる:月額500〜1,500円程度のレンタルサーバー代が必要
- 初期設定に少し時間がかかる:簡単とはいえ、最初の設定には慣れが必要
- プラグインの相性問題:プラグイン同士が干渉してエラーが出ることがある
よくある質問
Q1. WordPressは本当に無料ですか?
A. WordPress本体は完全無料です。ただし、サイトを公開するにはレンタルサーバー(月額500〜1,500円程度)とドメイン(年額1,000〜3,000円程度、サーバーとセットで無料になることも)が必要です。
Q2. HTML/CSSの知識は必要ですか?
A. 基本的には不要です。記事の投稿やテーマの変更は、管理画面から簡単に行えます。ただし、細かいデザイン調整をしたい場合は、HTML/CSSの知識があると便利です。
Q3. スマホからでも更新できますか?
A. はい、可能です。WordPressの管理画面はレスポンシブ対応しており、スマホからでも記事の投稿や編集ができます。また、公式のWordPressアプリもあります。
Q4. 途中でデザインを変更できますか?
A. はい、いつでもテーマを変更できます。ただし、テーマによっては設定がリセットされることもあるため、大幅な変更前にはバックアップを取ることをおすすめします。
Q5. どれくらいの規模のサイトまで対応できますか?
A. 個人ブログから大規模なメディアサイトまで対応可能です。実際に、大手企業のコーポレートサイトや著名なWebメディアでもWordPressが使われています。
Q6. セキュリティ対策は必要ですか?
A. はい、必要です。定期的なアップデート、強固なパスワード設定、セキュリティプラグインの導入などが推奨されます。詳しくは「トラブル・FAQ」セクションで解説しています。
次のステップ
WordPressの基本を理解したら、次は実際の設定と運用に進みましょう。
🚀 すぐに始める
- WordPress始め方(ステップ詳細)
- WordPress初期設定完全ガイド - インストール後にやるべき15の設定
- テーマの選び方 - 目的別おすすめテーマと選定基準
📝 コンテンツ作成
- 記事の書き方 - ブロックエディタの使い方完全ガイド
- 必須プラグイン15選 - 目的別の選び方と注意点
🔍 SEO・運用
- SEO対策の基本 - 初心者が最初にやるべき10のこと
- Google Search Console設定 - 検索パフォーマンスの分析
- Google Analytics設定 - アクセス解析の基本
- 日常メンテナンス - 月1回やるべき7つのチェック項目