WordPressテーマの選び方
WordPressのテーマ(デザインテンプレート)選びは、サイト作りの最初の重要な決断です。目的に合ったテーマを選ぶことで、効率的に理想のサイトを構築できます。このページでは、テーマ選びの基準から、目的別のおすすめテーマ、インストール方法まで詳しく解説します。
📖 読了時間:約15分
テーマとは
WordPressテーマとは、サイトのデザインとレイアウトを決定するテンプレートです。テーマを変更するだけで、サイト全体の見た目を一新できます。
🎨 デザイン
色、フォント、レイアウトなど視覚的な要素
📱 機能
スライダー、SNSボタンなどの機能
📐 構造
ヘッダー、サイドバー、フッターの配置
⚡ パフォーマンス
表示速度やSEO対策の基盤
テーマは無料・有料合わせて数万種類以上が公開されており、ブログ向け、企業サイト向け、ECサイト向けなど、様々な用途に特化したものがあります。
テーマ選びの重要性
なぜテーマ選びが重要か
適切なテーマを選ぶことは、以下の理由から非常に重要です:
- 第一印象を左右する:訪問者は3秒でサイトの信頼性を判断します
- SEOに影響する:テーマのコード品質が検索順位に影響
- 制作効率が変わる:機能が充実したテーマなら短時間でサイト完成
- 運営コストが変わる:有料テーマはサポートが手厚く時間節約に
後から変更するデメリット
テーマは後から変更できますが、以下のようなデメリットがあります:
- レイアウトが崩れて修正作業が必要
- ウィジェット設定がリセットされる
- カスタマイズした内容が失われる
- テーマ固有の機能(ショートコードなど)が使えなくなる
テーマ選びの5つの基準
テーマを選ぶ際は、以下の5つの基準を確認しましょう。
1. 目的との適合性
あなたのサイトの目的に合ったテーマを選びましょう。
- ブログ:記事が読みやすいシンプルなデザイン
- 企業サイト:信頼感のある落ち着いたデザイン
- ECサイト:商品が映える写真重視のデザイン
- ポートフォリオ:作品が際立つギャラリー型デザイン
2. レスポンシブ対応
スマホ・タブレット・PCで適切に表示されるか確認します。現在、Webサイト閲覧の60%以上がスマホからです。
3. SEO対策機能
検索エンジンに評価されやすい構造になっているか確認します。
- ページ表示速度が速い
- HTMLコードが適切に構造化されている
- メタディスクリプション設定機能がある
- パンくずリスト機能がある
4. ページ速度
表示速度が遅いテーマは、ユーザー体験を損ない、SEOにも悪影響です。デモサイトを開いた時の速度感を確認しましょう。
5. サポート体制
特に初心者の場合、サポートやドキュメントが充実しているかは重要です。
- 無料テーマ:フォーラムやコミュニティでのサポート
- 有料テーマ:メールやチャットでの直接サポート
無料テーマ vs 有料テーマ
無料テーマと有料テーマ、それぞれのメリット・デメリットを理解して選びましょう。
| 比較項目 | 無料テーマ | 有料テーマ |
|---|---|---|
| 費用 | 0円 | 5,000円〜20,000円程度 |
| 機能 | 基本機能のみ | 豊富な機能・カスタマイズ性 |
| デザイン性 | シンプルなものが多い | 洗練されたデザイン |
| サポート | フォーラムのみ | メール・チャットサポートあり |
| 更新頻度 | テーマによる | 定期的に更新される |
| マニュアル | 簡易的 | 詳しいマニュアル・動画 |
無料テーマを選ぶべき人
- 初期費用を抑えたい
- シンプルなブログを作りたい
- WordPress自体に慣れることを優先したい
- 自分でカスタマイズできる技術がある
有料テーマを選ぶべき人
- ビジネス用サイトを作りたい
- 短時間で高品質なサイトを完成させたい
- サポートが必要
- SEO対策を重視したい
目的別おすすめテーマ
ブログ向けおすすめテーマ
Cocoon(無料)
日本語完全対応、SEO対策・高速化機能が標準装備。初心者に最もおすすめ。
SANGO(有料・14,800円)
Googleマテリアルデザインを採用。読みやすさを追求したデザイン。
JIN(有料・14,800円)
アフィリエイトに特化。収益化機能が充実。
企業サイト向けおすすめテーマ
Lightning(無料)
ビジネスサイト向け。VKブロックパターンで簡単にページ作成。
Snow Monkey(有料・16,500円/年)
高度なカスタマイズ性。企業サイトからメディアまで対応。
LIQUID PRESS(有料・9,790円〜)
レスポンシブデザイン標準。企業サイトに最適なレイアウト。
ECサイト向けおすすめテーマ
Astra(無料/有料)
WooCommerce完全対応。軽量で高速。
Flatsome(有料・$59)
WooCommerce専用テーマ。商品ページのカスタマイズが容易。
テーマの確認ポイント
デモサイトの確認
テーマを選ぶ前に、必ずデモサイトで実際の表示を確認しましょう。
確認すべき点:
- トップページのレイアウト
- 記事ページの読みやすさ
- スマホでの表示
- ページの読み込み速度
レビュー・評判の確認
WordPress公式ディレクトリのテーマには、ユーザーレビューと評価があります。
- ★4つ以上が目安
- レビュー数が多いほど信頼性が高い
- 否定的なレビューの内容も確認
最終更新日の確認
最近更新されているテーマは、WordPressの最新バージョンに対応しています。
テーマのインストール方法
公式ディレクトリからインストール
WordPress公式ディレクトリに登録されている無料テーマは、管理画面から直接インストールできます。
- 管理画面で「外観」→「テーマ」をクリック
- 「新規追加」をクリック
- 検索ボックスにテーマ名を入力(例:「Cocoon」)
- 目的のテーマの「インストール」をクリック
- インストール完了後、「有効化」をクリック
ZIPファイルからインストール(有料テーマ)
購入した有料テーマは、ZIPファイルでダウンロードされます。
- 購入後、テーマのZIPファイルをダウンロード
- WordPress管理画面で「外観」→「テーマ」をクリック
- 「新規追加」→「テーマのアップロード」をクリック
- 「ファイルを選択」でZIPファイルをアップロード
- 「今すぐインストール」をクリック
- インストール完了後、「有効化」をクリック
インストール後の初期設定
テーマを有効化したら、カスタマイザーで基本設定を行います。
- 「外観」→「カスタマイズ」をクリック
- サイトのタイトル・ロゴを設定
- 色・フォントを好みに変更
- ヘッダー・フッターのレイアウトを設定
- ウィジェットでサイドバーを設定
- 「公開」をクリックして保存
よくある質問
Q. テーマは後から変更できますか?
A. はい、いつでも変更できます。ただし、レイアウトが崩れたり、設定がリセットされることがあるため、変更前にバックアップを取ることをおすすめします。
Q. 無料テーマでも十分ですか?
A. 個人ブログや趣味のサイトなら無料テーマで十分です。ただし、ビジネス用途や高度なカスタマイズが必要な場合は、有料テーマの方が効率的です。
Q. テーマを複数同時に有効化できますか?
A. いいえ、有効にできるテーマは1つだけです。ただし、複数のテーマをインストールしておいて、切り替えることは可能です。