なぜメンテナンスが必要か

WordPressを放置すると、以下のようなリスクがあります。

🔒 セキュリティリスク

脆弱性を突いた攻撃を受ける可能性

⚠️ 動作不良

プラグイン競合やエラーが発生

📉 SEO低下

リンク切れや古い情報で評価が下がる

💾 データ喪失

バックアップがなく復旧不可能に

定期メンテナンスを習慣化することで、これらのリスクを最小限に抑えられます。

日次チェック項目

毎日確認すべき項目です。所要時間:約5分

📅 日次チェックリスト

  • コメントスパムの確認と削除
  • バックアップの実行確認(自動バックアップの場合)
  • サイトの表示確認(エラーが出ていないか)

コメントスパムの確認

「コメント」→「承認待ち」から、スパムコメントを確認して削除します。

ヒント:Akismet Anti-Spam プラグインを使うと、スパムコメントを自動的にフィルタリングできます。

バックアップの確認

自動バックアップが正常に実行されているか確認します。BackWPupの場合、「BackWPup」→「ログ」で確認できます。

週次チェック項目

週に1回確認すべき項目です。所要時間:約10分

📅 週次チェックリスト

  • WordPress本体・プラグイン・テーマの更新確認
  • アクセス解析の確認(Google Analytics)
  • 新規コメントの承認
  • エラーログの確認

更新の確認と実行

「ダッシュボード」→「更新」で、更新があるか確認します。

更新の優先順位:

  1. WordPress本体
  2. セキュリティプラグイン
  3. その他のプラグイン
  4. テーマ
注意:更新前に必ずバックアップを取りましょう。

アクセス解析の確認

月次チェック項目

月に1回行うべき項目です。所要時間:約30分

📅 月次チェックリスト

  • 不要なプラグインの削除
  • データベースの最適化
  • セキュリティスキャン
  • リンク切れチェック
  • パフォーマンスチェック
  • 古い記事の更新
  • ゴミ箱の完全削除

1. 不要なプラグインの削除

使っていないプラグインは、サイトを重くする原因になります。

  1. 「プラグイン」→「インストール済みプラグイン」
  2. 無効化されているプラグインを確認
  3. 不要なものは「削除」

2. データベースの最適化

データベースに蓄積された不要なデータを削除します。

WP-Optimizeプラグイン使用:

  1. WP-Optimizeプラグインをインストール・有効化
  2. 「WP-Optimize」→「データベース」
  3. 「最適化を実行」をクリック

3. セキュリティスキャン

SiteGuardまたはWordfenceでセキュリティスキャンを実行します。

SiteGuardの場合:

  1. 「SiteGuard」→「ログイン履歴」で不正なアクセスがないか確認
  2. ブロックされた攻撃の履歴を確認

4. リンク切れチェック

Broken Link Checkerプラグイン使用:

  1. Broken Link Checkerプラグインをインストール
  2. 自動的にリンク切れをチェック
  3. 「ツール」→「リンクエラー」で確認
  4. リンク切れを修正または削除

5. パフォーマンスチェック

サイトの表示速度を確認します。

  1. PageSpeed Insightsにアクセス
  2. サイトURLを入力して分析
  3. スコアが80点以下なら改善を検討

6. 古い記事の更新

情報が古くなった記事を更新します。

7. ゴミ箱の完全削除

削除した投稿や固定ページは、ゴミ箱に30日間保存されます。完全に削除しましょう。

  1. 「投稿」→「ゴミ箱」
  2. 「ゴミ箱を空にする」をクリック
  3. 固定ページ、コメントも同様に

四半期チェック項目

3ヶ月に1回行うべき項目です。所要時間:約1時間

📅 四半期チェックリスト

  • サーバー容量の確認
  • バックアップからの復元テスト
  • テーマの見直し
  • カテゴリー・タグの整理
  • SSL証明書の有効期限確認

サーバー容量の確認

サーバーの管理画面で、ディスク使用量を確認します。80%を超えたら、不要なファイルの削除を検討しましょう。

バックアップからの復元テスト

バックアップが正常に取れているか、実際に復元してテストします。

重要:いざという時にバックアップから復元できないと意味がありません。テスト環境または本番環境の別ディレクトリで復元テストを行いましょう。

便利なメンテナンスツール

WP-Optimize

データベース最適化、キャッシュクリア、画像圧縮が1つでできる

Broken Link Checker

リンク切れを自動検出して通知

ManageWP

複数のWordPressサイトを一括管理(外部サービス)

Query Monitor

パフォーマンス問題の特定に便利

メンテナンスカレンダー

メンテナンス作業をカレンダーに登録して、忘れないようにしましょう。

おすすめスケジュール:
  • 毎日:朝、コメント確認
  • 毎週月曜:更新確認とアクセス解析
  • 毎月1日:月次メンテナンス(30分確保)
  • 四半期初日:四半期メンテナンス(1時間確保)

よくある質問

Q. メンテナンスを怠るとどうなりますか?

A. セキュリティリスクが高まり、ハッキングされる可能性があります。また、プラグインやテーマの互換性問題でサイトが正常に動作しなくなることもあります。

Q. 自動更新を有効にしても大丈夫ですか?

A. WordPress本体のマイナーアップデートは自動更新でOKです。ただし、プラグインやテーマの自動更新は、互換性問題が発生する可能性があるため、手動更新をおすすめします。

Q. メンテナンスモードを使うべきですか?

A. 大規模な更新やテーマ変更の際は、メンテナンスモードを有効にすると良いでしょう。WP Maintenance Modeプラグインが便利です。

まとめ

WordPress のメンテナンスは、最初は面倒に感じるかもしれませんが、習慣化すれば短時間で終わります。

メンテナンスのポイント:
  • 定期的に実施する(カレンダーに登録)
  • 更新前に必ずバックアップ
  • セキュリティを最優先
  • パフォーマンスを定期的にチェック
  • 古い情報を放置しない

これらを実践することで、安全で快適なサイト運営が可能になります。

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