Regenerate Thumbnails

Regenerate Thumbnails – Alex Mills(Viper007Bond)

完全無料 一括再生成
100万以上のアクティブインストール 4.5 / 5(300件以上) 開発:Alex Mills(Viper007Bond)

Regenerate Thumbnailsは、WordPressにアップロード済みの画像サムネイルを一括で再生成できる、テーマ変更・リニューアル時の必携プラグインです。WordPressはテーマごとに異なる画像サイズを定義しますが、新テーマ有効化前にアップロードした画像には新しいサイズが適用されません。このプラグインを使えばワンクリックで全画像に現在のテーマの画像サイズを適用でき、崩れたアイキャッチ画像・サムネイルを一気に修正できます。完全無料・WP-CLI対応、100万以上のサイトで使われる定番ツールです。

基本情報

プラグイン名Regenerate Thumbnails
開発・提供Alex Mills(Viper007Bond)
料金完全無料(有料版なし)
対応WordPress4.7 以上
対応PHP5.3 以上
日本語対応 対応
インストール数100万以上(WordPress.org 公式)
評価 4.5(300件以上のレビュー)
WordPress.orgwordpress.org/plugins/regenerate-thumbnails/
開発者について:Regenerate ThumbnailsはAlex Mills(ハンドル名:Viper007Bond)が開発・メンテナンスしているプラグインです。残念ながら開発者は2019年に逝去されましたが、プラグインは引き続き多くのサイトで安定して動作しています。WordPress.orgでは現在もダウンロード・利用が可能です。

なぜサムネイル再生成が必要なのか

WordPressは画像をアップロードする際、設定された画像サイズ(サムネイル・中サイズ・大サイズ)に合わせて複数のファイルを自動生成します。しかしこの処理はアップロード時にしか行われません

つまり、テーマを変更した後・「設定 → メディア」で画像サイズを変更した後・カスタムの画像サイズを追加した後にアップロード済みの既存画像には新しいサイズが適用されず、サムネイルが崩れたり、記事一覧のアイキャッチ画像が歪んで表示されたりする問題が発生します。

典型的なシーン:ブログをリニューアルしてテーマを変更したら、過去記事の一覧ページでアイキャッチ画像のアスペクト比がバラバラになってしまった。そんな場合にRegenerate Thumbnailsが解決策となります。

Regenerate Thumbnailsを使うと、既存のすべての画像に対して現在のテーマ・設定が定義する画像サイズで再生成処理を一括実行できます。個別処理にも対応しており、特定の画像だけ再生成することも可能です。

主要機能

全画像の一括再生成

「ツール → Regenerate Thumbnails」から全メディアライブラリ画像を一括処理。1枚ずつAJAXで処理するためタイムアウトが起きにくく、大量画像でも安定して完走する。

個別画像の再生成

メディアライブラリ(一覧表示)から特定の画像だけを個別に再生成できる。一覧に「サムネイル再生成」リンクが追加される。特定の画像だけ修正したい場合に便利。

一括処理(メディアページ)

メディアライブラリでチェックボックスで複数選択し、「一括操作 → Regenerate Thumbnails」から選択画像をまとめて再生成できる。柔軟な処理に対応。

正しいサイズをスキップ

「正しいサイズの既存サムネイルをスキップ」オプションで、すでに正しいサイズで生成済みの画像の処理をスキップして速度を向上。再実行時も無駄がない。

古いサムネイルの削除

現在のテーマで使われていない古いサイズのサムネイルファイルを削除してサーバーのディスク容量を節約できる。ただし直接参照している画像は消えるため慎重に使う。

WP-CLI 対応

wp media regenerateコマンドによるCLI実行に対応。サーバー上で直接処理できるため、数万枚超の大規模サイトでも処理が安定。コマンド実行時の柔軟なオプション指定も可能。

進捗バー表示

一括再生成中はリアルタイムの進捗バーと処理済み枚数・残り枚数・経過時間が表示される。完了時には総処理時間と完了件数がサマリーで表示される。

WooCommerce 対応

WooCommerceの商品画像もWordPressのメディアライブラリ経由のため一括再生成の対象になる。商品サムネイルサイズ変更後にも有効。

使い方・手順

インストールと基本的な使い方

  1. プラグインのインストール
    WordPress管理画面 →「プラグイン」→「新規プラグインを追加」から「Regenerate Thumbnails」を検索し、「今すぐインストール」→「有効化」をクリック。
  2. 設定画面を開く
    管理画面左メニューの「ツール」→「Regenerate Thumbnails」をクリック。現在の画像サイズ設定(サムネイル・中サイズ・大サイズ・テーマ定義のカスタムサイズ)と処理対象件数が表示される。
  3. オプションを確認する
    「正しいサイズの既存サムネイルをスキップ(高速化)」にチェックを入れると、再実行時の処理が高速になる。「古い未登録サイズのサムネイルを削除」は不要ファイルを削除するが慎重に判断する。
  4. 一括再生成を実行
    「○○件の添付ファイルすべてのサムネイルを再生成」ボタンをクリック。進捗バーが表示され、処理が完了するまでブラウザを開いたままにする。完了後は「All done in ○○ seconds.」と表示される。
  5. 表示を確認して完了
    再生成完了後にブラウザキャッシュをクリアして記事一覧・トップページのアイキャッチ画像・サムネイルが正しく表示されているか確認する。

個別画像の再生成方法

メディアライブラリ(「メディア」→「ライブラリ」)を一覧表示に切り替えると、各画像の下に「サムネイル再生成」リンクが表示されます。特定の画像だけ修正したい場合はここから個別処理ができます。

WP-CLIを使った高速処理

大量画像はWP-CLIが確実:画像が数千枚以上ある場合は、サーバーのSSH接続からWP-CLIを使うと処理が安定します。

wp media regenerate --yes ← 全画像を再生成
wp media regenerate --only-missing ← 不足しているサイズのみ生成
大量画像の処理時間に注意:画像が数千〜数万枚ある大規模サイトでは、一括再生成に数時間かかることがあります。ブラウザで実行する場合は処理中にページを閉じないでください。途中で閉じた場合も、再度実行すると続きから再開できます(スキップオプション有効時)。

知っておくべき注意点とTips

テーマ変更前後の正しい手順

テーマを変更してからRegenerate Thumbnailsを実行するのが正しい順序です。テーマ変更前に実行しても、旧テーマのサイズで再生成されるだけで意味がありません。テーマを有効化した後に実行してください。

「古いサムネイルの削除」オプションは慎重に

「古い未登録サイズのサムネイルを削除」オプションを有効にすると、現在のテーマで登録されていないサイズのサムネイルファイルがサーバーから削除されます。ディスク容量の節約になりますが、記事本文や固定ページ内のimgタグで直接URLを指定している画像が削除される可能性があります。使用前にバックアップを取得することを強く推奨します。

元のオリジナル画像は消えない

再生成処理で削除されるのはWordPressが自動生成したサムネイルファイル(例:image-300x200.jpg)のみです。アップロードしたオリジナル画像(例:image.jpg)は削除されません。安心して実行できます。

こんな人におすすめ

こんな人におすすめ

  • テーマを変更してアイキャッチ画像が崩れた
  • メディア設定の画像サイズを変更した
  • テーマリニューアル・大幅なデザイン変更を行った
  • 新しいカスタム画像サイズをfunctions.phpに追加した
  • WooCommerceの商品画像サイズを変更した
  • 古いサムネイルを整理してサーバー容量を節約したい

向かないケース

  • 画像圧縮・軽量化は行わない(別途EWWW IOなどが必要)
  • WebP変換は非対応(Converter for Mediaなどを使う)
  • 常時使うプラグインではなく、テーマ変更時などに使う一時的なツール
  • SVG画像には対応していない(スキップされる)

よくある質問(FAQ)

  • テーマを変更したらサムネイルが崩れました。Regenerate Thumbnailsで直せますか?

    はい、直せます。テーマを変更すると新しいテーマが定義する画像サイズが適用されますが、変更前にアップロードした画像には新サイズが適用されていません。Regenerate Thumbnailsで一括再生成を実行すると、既存の全画像が現在のテーマの設定サイズで再生成され、崩れが解消されます。

  • 再生成すると元の画像ファイルは削除されますか?

    元のオリジナル画像(アップロードした元ファイル)は削除されません。再生成されるのはWordPressが自動生成するサムネイルサイズのみです。ただし「古い未登録サムネイルを削除」オプションを有効にすると、現在のテーマで使われていないサイズのサムネイルファイルがサーバーから削除されます。記事内で直接参照している画像が消える場合があるため、実行前にバックアップを取得することを推奨します。

  • 再生成中にページを閉じてしまったらどうなりますか?

    再生成処理はAJAXで1枚ずつ処理されるため、閉じた時点で処理が止まります。再度「すべてのサムネイルを再生成する」を実行すると処理が再開されます。「正しいサイズのサムネイルをスキップ」オプションを有効にしておくと、処理済みの画像は自動でスキップされるため、最初からやり直す必要はありません。

  • WooCommerceの商品画像にも対応していますか?

    はい、対応しています。WooCommerceの商品画像はWordPressのメディアライブラリ経由でアップロードされるため、Regenerate Thumbnailsの一括再生成の対象になります。WooCommerceのテーマや設定変更後に商品画像のサイズがずれた場合にも有効です。

  • 処理が非常に遅い・タイムアウトする場合は?

    Regenerate ThumbnailsはAJAXで1枚ずつ順番に処理するため、PHPのタイムアウトは発生しにくい設計です。ただし画像数が数千枚以上の大規模サイトでは処理に数時間かかることがあります。その場合はWP-CLIのwp media regenerateコマンドを使うと、サーバー上で直接実行できるためより高速です。

まとめ

Regenerate Thumbnailsは、テーマ変更やリニューアル時に避けて通れない「サムネイルのズレ」問題をワンクリックで解決する定番プラグインです。常時使うものではなく、テーマ変更・メディア設定変更・カスタム画像サイズ追加のタイミングで使う「備えておくべきツール」として位置づけましょう。

完全無料・設定不要・WP-CLI対応と、使い勝手も申し分ありません。大量画像のサイトでは処理時間を考慮してWP-CLIでの実行を推奨します。テーマ変更を予定している方は、事前にインストールしておくと作業がスムーズです。なお、画像の圧縮やWebP変換はこのプラグインでは行えないため、別途EWWW Image OptimizerやConverter for Mediaと組み合わせて使うことをおすすめします。