Gravity Forms

Gravity Forms – Rocketgenius Inc.

有料専用($59〜/年) 業務グレード 確認画面標準搭載 高度な条件分岐
世界中の制作会社・代理店・大規模サイトで採用 開発:Rocketgenius Inc.(2009年〜) 300以上のアドオン・連携対応

Gravity Formsは、確認画面・高度な条件分岐・計算フィールド・決済連携・Webhook・マルチステップフォームなど業務グレードの機能を網羅したWordPress有料フォームプラグインです。WordPress.orgには掲載されていない完全有料プラグインで、公式サイトから直接購入する形式です。制作会社・Webエンジニア・代理店・大規模サイトに長年支持されてきた実績があり、条件分岐・計算式・複雑なワークフロー・API連携など高度な要件が求められるプロジェクトで圧倒的な強みを発揮します。シンプルなお問い合わせフォームよりも、申込・予約・注文・社内申請など複雑なビジネスフォームに本領を発揮するプラグインです。

基本情報

プラグイン名Gravity Forms
開発・提供Rocketgenius Inc.(2009年リリース)
料金有料のみ(Basic:$59/年〜)
無料版なし(完全有料・WordPress.orgには非掲載)
対応WordPress5.0 以上(最新版推奨)
対応PHP7.4 以上
日本語対応○ 部分対応(管理画面は英語・フォーム内容は日本語設定可)
アドオン数300以上(公式アドオン40以上+サードパーティ)
公式サイトgravityforms.com
ドキュメントdocs.gravityforms.com
WordPress.orgには掲載なし:Gravity Formsは完全有料プラグインのため、管理画面の「プラグインを新規追加」からは検索・インストールできません。公式サイト(gravityforms.com)で購入後、zipファイルをダウンロードして手動でインストールします。

主要機能・特徴

高度な条件分岐(Conditional Logic)

フィールド・ページ・送信ボタン・通知メール・確認メッセージのすべてに条件分岐を設定できる。複数条件のAND/ORも設定可能。複雑な申込フォームの構築に欠かせない機能。

計算フィールド(Number Field)

他フィールドの値を参照して自動計算する計算式を設定できる。数量×単価の合計計算・BMI計算・スコア計算など、数値の自動演算が必要なフォームに最適。

確認画面・マルチページ

フォームを複数のページに分割するPage Break機能で多段階フォームを実現。確認ページでの入力内容の最終確認・完了ページへのリダイレクトも標準対応。

決済連携(Stripe・PayPal等)

Stripe・PayPal・Authorizeと連携してフォームから決済を受け付けられる。定期購読(サブスクリプション)・一括払い・プロモーションコードにも対応。

Webhook・REST API

フォーム送信時に任意のURLへWebhookでデータを送信できる。REST APIも完備。外部のCRM・データベース・自社システムとのシームレスな連携が可能。

送信データの保存・管理

すべての送信データをWordPressのデータベースに保存。管理画面のエントリー一覧から確認・フィルタリング・CSVエクスポート・印刷が可能。

豊富なフォームフィールド

テキスト・メール・電話・URL・日付・時刻・数値・選択・チェック・ファイル・住所・名前・CAPTCHA・署名・リスト・パスワード・HTMLブロックなど30種類以上。

フォームへのユーザー登録連携

User Registration アドオンで、フォーム送信を通じてWordPressユーザーアカウントを自動作成できる。会員登録フォームや有料メンバーシップサイトの構築に活用できる。

得意なユースケース

Gravity Formsはシンプルなお問い合わせフォームよりも、複雑なビジネス要件が絡む高度なフォームで真価を発揮します。

複雑な申込フォーム

参加者数・オプション選択・代金計算が絡むイベント申込フォーム。条件分岐と計算フィールドの組み合わせが強力。

注文・見積フォーム

商品・数量・オプション選択に応じて合計金額をリアルタイム計算・Stripeで決済まで一気通貫で実現。

予約・スケジュール

日時選択・空き確認・担当者割り振りを含む予約フォーム。カレンダーアドオンとの組み合わせで実現。

会員登録・ログイン

User Registrationアドオンで送信と同時にWordPressユーザーを自動作成。MemberPressなどの会員プラグインとも連携。

アンケート・診断

回答スコアに応じて条件分岐で異なる結果ページを表示する診断フォームやアンケートフォームの構築が可能。

社内申請・ワークフロー

社内申請フォームの送信後にSlack・メール通知・状態管理を連携するビジネスワークフローの中核として活用。

料金・プラン比較

Gravity Formsは年間サブスクリプション制で3つのプランがあります。プランによって使用できるサイト数とアドオンの範囲が異なります。

Basic
$59 / 年
1サイト
  • コアフォーム機能すべて
  • 条件分岐・計算フィールド
  • エントリー保存・CSV出力
  • 確認画面・マルチページ
  • 標準フォームフィールド全種類
  • 有料アドオン(別途費用)
  • 決済アドオン(別途費用)
Elite
$259 / 年
無制限サイト
  • Proの全機能
  • 全アドオンが利用可能
  • Zapier・Webhookアドオン
  • Partial Entries(途中保存)
  • Advanced Post Creation
  • 優先サポート
  • 無制限サイトでの利用
ライセンスについて:年間ライセンスが切れてもサイトのフォームは引き続き動作します。ただし更新が止まると新機能・セキュリティパッチが受け取れなくなります。長期で使うなら更新を継続することを推奨します。価格はUSDです。

主な公式アドオン(一部)

Gravity Formsは公式アドオンだけで40以上、サードパーティ製を含めると300以上の拡張機能が利用できます。主要なものを紹介します。

Stripe
PayPal
Mailchimp
HubSpot
Salesforce
Zapier
Webhooks
User Registration
Signature
Survey
Quiz
Polls
PDF 出力
Campaign Monitor
ActiveCampaign
Partial Entries
Post Creation
Dropbox
AWeber
Slack通知
開発者向けのカスタマイズ性:Gravity Formsはフック・フィルター・REST APIが充実しており、PHPでの高度なカスタマイズを前提とした設計になっています。「フォームを送信したら独自のデータベーステーブルに書き込む」「特定の条件のエントリーに自動でフラグを立てる」といった要件も対応可能です。

インストール・使い方の流れ

  1. 公式サイトでプランを購入
    gravityforms.comでプランを選択して購入する。購入後にアカウントページからプラグインのzipファイルをダウンロードできる。
  2. WordPressに手動インストール
    管理画面「プラグイン」→「新規追加」→「プラグインのアップロード」からダウンロードしたzipファイルをアップロードしてインストール・有効化する。管理画面に「Forms」メニューが追加される。
  3. ライセンスキーの登録
    「Forms」→「Settings」→「License Key」に購入時のライセンスキーを入力して認証する。認証後はダッシュボードからアップデートを受け取れるようになる。
  4. 新規フォームを作成
    「Forms」→「New Form」でフォーム名を入力してフォームビルダーを開く。左のフィールドパネルから追加したいフィールドをクリックまたはドラッグしてフォームエリアに追加する。各フィールドの設定パネルからラベル・バリデーション・条件分岐を設定する。
  5. 通知・確認の設定
    フォームの「Settings」→「Notifications」で管理者通知・自動返信メールを設定する。「Settings」→「Confirmations」で送信後のメッセージ・リダイレクト先を設定する。条件分岐を使って入力内容に応じて異なる確認メッセージを表示することも可能。
  6. ページに設置
    固定ページの編集でブロックエディターなら「Gravity Forms」ブロックを追加してフォームを選択する。クラシックエディターやショートコードで設置する場合は [gravityforms id="1"] の形式で設置する。

🆚 他のフォームプラグインとの比較

機能・特徴 Gravity Forms WPForms Pro Snow Monkey Forms CF7
確認画面 △(アドオン)
高度な条件分岐
計算フィールド
決済連携
Webhook/REST API
DB保存・CSV出力 (Flamingo必要)
無料版 (有料のみ) ○(Lite) ○(完全無料) ○(完全無料)
最低価格 $59/年〜 $49.50/年〜 無料 無料
日本語サポート (英語のみ) (英語中心) ○(日本人開発) ○(日本人開発)

こんな人・プロジェクトにおすすめ

こんな人におすすめ

  • 複雑な条件分岐・計算フィールドが必要な業務フォーム
  • フォームから決済を受け付けたい(Stripe・PayPal)
  • Webhook・REST APIで外部サービスと深く連携したい
  • WordPressエンジニア・Web制作会社の受託開発
  • 申込・予約・注文・社内申請などの複雑なフォーム
  • PHPでカスタマイズできる技術力がある
  • 長期的に安定したプラグインを使い続けたい

向かないケース

  • シンプルなお問い合わせフォームだけが必要(オーバースペック)
  • 費用をかけたくない(有料のみ・$59/年〜)
  • 英語UIが難しい・日本語サポートが必要
  • 初心者でコードを書かずに完結させたい
  • WordPress.orgで検索してインストールしたい(非掲載)

よくある質問(FAQ)

  • Gravity FormsはWordPress.orgから入手できますか?

    いいえ、Gravity Formsは完全有料のプラグインで、WordPress.orgには掲載されていません。公式サイト(gravityforms.com)から購入後、アカウントページからzipファイルをダウンロードして手動でインストールします。年間ライセンスの更新が必要で、ライセンス切れ後もサイトのフォームは動作しますがアップデートが受け取れなくなります。

  • Gravity Formsの条件分岐はどのように使いますか?

    Gravity Formsの条件分岐(Conditional Logic)は各フィールドの設定から有効化できます。例えば「お問い合わせ種別」で「商品について」を選択した場合のみ「商品コード」フィールドを表示するといった設定が直感的なGUIで行えます。フィールドの表示/非表示だけでなく、送信ボタンの有効/無効・通知メールの送信先・確認ページの分岐なども条件分岐で制御できます。

  • Gravity FormsとWPFormsはどちらを選ぶべきですか?

    直感的なUIと使いやすさを重視する初心者〜中級者にはWPForms Proがおすすめです。一方、複雑な条件分岐・計算フィールド・Webhook連携・高度なカスタマイズが必要なエンジニアや制作会社にはGravity Formsが向いています。Gravity Formsは長年にわたりWordPressプロフェッショナルに支持される業務グレードのプラグインです。

  • Gravity Formsで確認画面は使えますか?

    はい、Gravity Formsは確認画面を標準サポートしています。フォームの「Settings」→「Confirmations」から、送信後に同一ページでメッセージを表示・別ページへのリダイレクト・入力内容を確認するページ表示などを選択できます。条件分岐との組み合わせで、入力内容によって異なる確認ページに誘導することも可能です。

  • Gravity Formsは日本語に対応していますか?

    Gravity Formsの管理画面・フォームビルダーは英語が基本です。ただしフォームのフィールドラベル・エラーメッセージ・確認メッセージ・メール本文などはすべて日本語で設定できます。公式ドキュメントは英語ですが、国内の制作会社やWordPressエンジニアによる日本語解説記事が豊富にあります。

まとめ

Gravity Formsは「WordPressフォームプラグインの最高峰」と称される業務グレードのプラグインです。確認画面・高度な条件分岐・計算フィールド・決済連携・Webhook・REST APIなど、複雑なビジネス要件を実現するための機能が一通り揃っています。

有料専用($59〜/年)かつ英語UIという敷居の高さはありますが、制作会社・Web開発者・大規模サイト運営者にとっては投資に見合う圧倒的な実力を持つプラグインです。シンプルなお問い合わせフォームにはオーバースペックですが、申込・予約・注文・社内申請など複雑なフォームが必要なプロジェクトでは最良の選択肢の一つです。無料で確認画面が必要な場合はSnow Monkey Forms、直感的なビジュアルビルダーが必要な場合はWPForms Proも合わせて比較検討してください。