Custom Post Type UI(CPT UI)

Custom Post Type UI – WebDevStudios

完全無料 カスタム投稿タイプ管理 200万+ インストール
200万以上のアクティブインストール 4.7 / 5(1,300件以上) 開発:WebDevStudios

Custom Post Type UI(CPT UI)は、WordPressにカスタム投稿タイプとカスタムタクソノミーをGUI(管理画面)だけで追加できる定番プラグインです。通常は register_post_type() 関数をPHPで記述する必要があるカスタム投稿タイプの登録を、コーディング一切なしに管理画面のフォームから行えます。ニュース・事例・商品・スタッフ・FAQ など、標準の「投稿」「固定ページ」以外のコンテンツタイプをWordPressに追加したい場合に必須級のプラグインです。ACFとの組み合わせで実現する「カスタムコンテンツ管理システム」の土台となります。

基本情報

プラグイン名Custom Post Type UI(CPT UI)
開発・提供WebDevStudios
料金完全無料
対応WordPress最新版対応(6.x 系)
日本語対応 日本語対応
インストール数200万以上(WordPress.org 公式)
評価 4.7(1,300件以上のレビュー)
WordPress.orgwordpress.org/plugins/custom-post-type-ui/
公式サイトwebdevstudios.com

カスタム投稿タイプとは?

WordPressには標準で「投稿」「固定ページ」というコンテンツタイプが用意されています。しかし「ニュース」「商品」「事例」「FAQ」「スタッフ」などのコンテンツは、標準の投稿・ページとは別の独立したセクションとして管理したい場合がほとんどです。これを実現するのがカスタム投稿タイプです。

投稿(post)
ブログ記事・
お知らせなど
固定ページ(page)
会社概要・
プライバシーポリシーなど
カスタム投稿タイプ
ニュース・商品・
事例・FAQ・スタッフなど
CPT UIで追加!

カスタム投稿タイプを使うと、コンテンツタイプごとに独立した管理メニュー・一覧・入力フォーム・URL体系を持つことができ、WordPressを単なるブログではなく本格的なコンテンツ管理システム(CMS)として活用できます。

主要機能

カスタム投稿タイプの登録

管理画面のフォームからカスタム投稿タイプを作成できる。投稿タイプ名・スラッグ・アイコン・対応機能(タイトル・本文・アイキャッチ・タクソノミーなど)をGUIで設定可能。

カスタムタクソノミーの登録

カスタム投稿タイプ専用の分類体系(タクソノミー)も作成できる。階層あり(カテゴリ型)・階層なし(タグ型)を選択して、カスタム投稿タイプに紐付けられる。

設定のエクスポート・インポート

作成したカスタム投稿タイプとタクソノミーの設定をJSON形式でエクスポートし、他のサイトにインポートできる。サイト移行・マルチサイト展開に便利。

PHPコードの出力(Get Code)

「CPT UI」→「Get Code」から、設定したカスタム投稿タイプをfunctions.phpに貼り付けられるPHPコードとして出力できる。プラグイン依存を外したい場合に有効。

ACF・メタデータとの連携

ACF(Advanced Custom Fields)などのカスタムフィールドプラグインと組み合わせることで、各投稿タイプ専用の入力フィールドを追加できる。WordPressをフルCMSとして活用できる。

詳細設定オプション

パブリック/非公開・REST API対応・アーカイブページの有無・管理バー表示・検索対象に含めるか・クエリ除外など、register_post_type()の主要オプションをGUIで設定できる。

️ 主要設定項目

カスタム投稿タイプの基本設定

設定項目説明
Post Type Slug投稿タイプの識別子(英数字・アンダースコア・ハイフン)。URLにも使われる。例:newsstaffworks
Plural Label投稿タイプの複数形ラベル。管理メニューに表示される名称。例:「ニュース一覧」「事例一覧」
Singular Label投稿タイプの単数形ラベル。例:「ニュース」「事例」
Publicフロントエンドにコンテンツを公開するか。通常はtrue。管理専用の場合はfalse。
Has Archive一覧(アーカイブ)ページを持つかどうか。trueにすると /news/ のようなURLでアーカイブが生成される。
Supports投稿編集画面に表示する要素。title(タイトル)・editor(本文)・thumbnail(アイキャッチ)・excerpt(抜粋)などを選択。
Menu Icon管理メニューに表示するアイコン。Dashiconsのアイコン名(例:dashicons-megaphone)を指定。
Show in REST APIREST APIに対応するか。Gutenbergブロックエディタで使う場合はtrueが必要。
スラッグは慎重に決める:Post Type Slug(スラッグ)は一度公開後に変更するとURLが変わりSEOに影響します。リニューアル後の想定も含めて最初に慎重に設計しましょう。英数字のみ・既存のWordPressスラッグ(post・page・category など)との重複は避けてください。

CPT UI × ACF の黄金コンビ

CPT UIとACF(Advanced Custom Fields)を組み合わせることで、WordPressをフルカスタムのCMSとして活用できます。それぞれの役割は明確に分かれています。

CPT UI
カスタム投稿タイプ・タクソノミーの「型」を定義する
ACF
カスタム投稿タイプに入力フィールドを追加する
フルカスタムCMS
「スタッフ」「商品」「事例」などを独自フォームで管理できるWordPress

具体的な活用例

コンテンツタイプCPT UIで設定ACFで追加するフィールド例
スタッフ紹介投稿タイプ:staff役職・部署・メールアドレス・プロフィール写真・スキルタグ
製品カタログ投稿タイプ:product商品コード・価格・素材・サイズ・PDF資料
導入事例投稿タイプ:caseクライアント名・業種・課題・解決策・効果
FAQ投稿タイプ:faq質問テキスト・回答テキスト・カテゴリ
イベント投稿タイプ:event開催日時・会場・定員・申込フォームURL

インストール・カスタム投稿タイプの作り方

  1. インストール・有効化
    管理画面「プラグイン」→「新規プラグインを追加」から「Custom Post Type UI」を検索し、インストール→有効化する。管理画面に「CPT UI」メニューが追加される。
  2. 新規カスタム投稿タイプを追加
    「CPT UI」→「投稿タイプの追加と編集」→「新規投稿タイプを追加」から設定を行う。Post Type Slug(例:news)・Plural Label(例:ニュース)・Singular Label(例:ニュース)を入力する。
  3. 詳細設定を確認して保存
    「Has Archive」「Show in REST API」「Supports」など必要なオプションを設定する。「メニューアイコン」でDashiconsアイコンを選択する。「投稿タイプを追加」ボタンで保存する。
  4. カスタムタクソノミーを追加(任意)
    「CPT UI」→「タクソノミーの追加と編集」から、作成した投稿タイプに紐付けるタクソノミーを作成する。カテゴリ型(階層あり)かタグ型(階層なし)かを選択する。
  5. ACFでカスタムフィールドを追加
    ACFプラグインを有効化し、新しいフィールドグループを作成して「表示ルール」で対象の投稿タイプを選択する。これで投稿編集画面にカスタムフィールドが表示される。
パーマリンクを必ず再保存:カスタム投稿タイプを追加したあとは、管理画面「設定」→「パーマリンク」を開いて保存ボタンを押してください。これをしないとカスタム投稿タイプのアーカイブ・詳細ページのURLが404エラーになります。

プラグイン依存を外す「Get Code」機能

CPT UIの優れた機能のひとつが、設定をPHPコードとして出力する「Get Code」です。

「CPT UI」→「Get Code」を開くと、現在設定中のカスタム投稿タイプ・タクソノミーをそのまま functions.php に貼り付けられる形式のPHPコードが表示されます。このコードをテーマの functions.php またはサイト固有プラグインにコピーすれば、CPT UIプラグイン自体に依存せずカスタム投稿タイプを維持できます。

// CPT UI の Get Code で出力されたコードの例
function cptui_register_my_cpts() {
    $args = [
        "label"  => "ニュース",
        "labels" => ["singular_name" => "ニュース"],
        "public" => true,
        "has_archive" => true,
        "show_in_rest" => true,
        "supports" => ["title", "editor", "thumbnail"],
    ];
    register_post_type( "news", $args );
}
add_action( "init", "cptui_register_my_cpts" );
いつGet Codeを使う? サイトが安定稼働に入り「もうカスタム投稿タイプの設定を変更しない」という段階になったら、Get Codeで出力したコードをfunctions.phpに移してCPT UIを無効化するという選択肢があります。プラグイン数を減らすことでサイトの軽量化につながります。

こんな人におすすめ

こんな人におすすめ

  • ニュース・事例・商品・スタッフなど独自コンテンツタイプを管理したい
  • PHPコーディングなしにカスタム投稿タイプを追加したい
  • ACFと組み合わせてWordPressをフルCMSとして使いたい
  • 制作会社・エージェンシーでクライアントサイトを構築する
  • 設定をJSONでエクスポートして他サイトに移行したい

向かないケース

  • 標準の投稿・固定ページで十分な小規模ブログ
  • すでにfunctions.phpで手動登録済みの場合(重複になる)
  • WooCommerceのような専用CMSプラグインを使うEC(独自投稿タイプが含まれる)

よくある質問(FAQ)

  • CPT UIでカスタム投稿タイプを作成したあと、プラグインを削除するとどうなりますか?

    CPT UIを無効化・削除すると、そのプラグインが登録していたカスタム投稿タイプ・タクソノミーが機能しなくなります。投稿データ自体はデータベースに残りますが、管理画面のメニューが消えてアクセスできなくなります。再度CPT UIを有効化するか、「Get Code」で出力したPHPコードをfunctions.phpに追加することで復元できます。

  • CPT UIとACFはどちらが先に必要ですか?

    CPT UIを先に使ってカスタム投稿タイプを作成し、その後ACFでカスタムフィールドを追加するという順番が一般的です。CPT UIはカスタム投稿タイプ・タクソノミーの「型」を定義し、ACFはその型に入力フォームや追加フィールドを付与する役割を担います。どちらも独立して使えますが、組み合わせることでより強力なカスタムコンテンツ管理が実現します。

  • CPT UIの設定をエクスポートしてほかのサイトに移行できますか?

    はい、CPT UIには設定をJSON形式でエクスポート・インポートする機能があります。また、「Get Code」でPHPコードとして出力してfunctions.phpにコピーする方法もあります。「CPT UI」→「インポート/エクスポート」からJSONのインポート・エクスポートが行えます。

まとめ

CPT UIは、WordPressをブログツールからフルCMSへと進化させるための基礎プラグインです。200万以上のインストールが示す通り、カスタム投稿タイプの登録ツールとして事実上の標準となっています。

「ニュース・事例・商品・FAQ・スタッフ」などコンテンツ管理の要件があるWordPressサイトでは、CPT UI + ACFの組み合わせはもはや定番構成です。完全無料で使える点も大きな魅力です。まずCPT UIで投稿タイプの「型」を定義し、次にACFで「フィールド」を追加するという順序でWordPressのCMS化を進めていきましょう。