❓ よくある質問(バックアップ)
WordPressのバックアップに関してよく寄せられる質問に詳しくお答えします。バックアップの頻度・世代数・容量の目安・失敗した時の対処法など12問を解説します。
- バックアップ頻度の目安は更新頻度に合わせる(毎日更新なら毎日)
- 保存世代数は最低3世代・推奨7世代以上
- バックアップファイルの容量はサイト規模による(数百MB〜数GB)
- バックアップが壊れていた場合はサーバーのバックアップ機能を使う
- サーバーのバックアップだけでは不十分でプラグインとの二重化が推奨
📋 このページの目次
基本的な疑問
Q1. WordPressのバックアップは必要ですか?プロのサイトでもやっていますか?
A. はい、プロの運用サイトでは必ずバックアップが実施されています。個人ブログから企業サイト・ECサイトまで、規模に関わらずバックアップは必須です。サーバー障害・ハッキング・誤操作はいつでも誰にでも起こり得るため、バックアップなしでの運用は「ある日突然すべてを失うリスク」を抱えたまま運営することになります。
Q2. サーバーが自動でバックアップしているので不要では?
A. サーバーの自動バックアップは非常に便利ですが、それだけでは不十分です。主な理由として、保存世代数・保存期間の制限・サーバー側障害時の可用性の問題があります。UpdraftPlusなどのプラグインで別のクラウドストレージにも保存する二重化体制を強くおすすめします。
Q3. 無料でバックアップできますか?
A. はい、完全に無料で実施できます。UpdraftPlusの無料版+Googleドライブ(無料15GB)の組み合わせが最もポピュラーです。BackWPupも無料で使えます。詳しくは→ プラグインでのバックアップ
Q4. バックアップはどこに保存すれば良いですか?
A. サーバー外のクラウドストレージ(Google Drive・Dropbox・OneDriveなど)が推奨です。サーバー内にのみ保存していると、サーバー障害時にバックアップも失われます。さらに安全を期すならクラウドと外付けHDDの二重保存が理想です。
頻度・世代数・容量
Q5. バックアップはどのくらいの頻度で取るべきですか?
A. 記事の更新頻度に合わせるのが基本です。
- 毎日更新するブログ・ECサイト → 毎日
- 週3〜5回更新 → 週2〜3回
- 週1〜2回更新 → 週1回
- ほぼ更新なし → 月1回+変更前
更新頻度に関わらず、WordPress・プラグイン・テーマの更新前には必ずバックアップを取ってください。
Q6. 何世代(何回分)バックアップを保存すれば良いですか?
A. 最低3世代・推奨7世代以上です。世代数が少ないと、ハッキングや改ざんの発見が遅れた場合にクリーンな状態に戻せなくなる場合があります。「7世代=1週間分」と考えると、1週間以内に問題を発見できれば復旧できます。クラウドの容量と相談しながら設定してください。
Q7. バックアップファイルはどのくらいの容量になりますか?
A. サイトの規模によって大きく異なります。
- 記事数十本・画像少なめの個人ブログ → 数十〜数百MB
- 記事数百本・画像多めのサイト → 1〜5GB程度
- 大規模サイト・ECサイト → 10GB以上になることも
Googleドライブの無料容量(15GB)を超えないよう、世代数を調整してください。データベースのみのバックアップはファイルより大幅に小さいため、DBは頻繁に・ファイルは週1回など分けて設定すると容量を節約できます。
Q8. データベースとファイルは別々にバックアップする必要がありますか?
A. UpdraftPlusでは別々にスケジュールを設定できます。記事(DB)は毎日変わりますが、テーマ・プラグイン(ファイル)はそれほど頻繁に変わりません。DBは毎日・ファイルは週1回という設定が容量節約と安全性のバランスが取れた方法です。
バックアップが失敗・壊れていた場合
Q9. バックアップの取得に失敗しました。どうすればいいですか?
A. UpdraftPlusの「ログ」タブでエラーの詳細を確認してください。よくある原因と対処法:
- タイムアウト:サイトが大きすぎる場合。UpdraftPlusの設定で「分割バックアップ」を有効にする
- クラウドの認証切れ:Google DriveまたはDropboxの認証を再設定する
- 容量不足:クラウドストレージの空き容量を確保する・古いバックアップを削除する
- PHPメモリ不足:wp-config.phpに
define('WP_MEMORY_LIMIT', '256M');を追加
Q10. バックアップファイルが壊れていて復元できませんでした。
A. 以下の順で対処してください。
- 別の世代のバックアップで復元を試みる
- サーバーの自動バックアップ機能から復元する → サーバーバックアップ
- 上記すべてが失敗した場合は、レンタルサーバーのサポートに相談する
これが「バックアップを複数の方法・場所に分散して保存すべき」理由です。一種類のバックアップしかない状態を避けてください。
Q11. バックアップが「取れている」と思っていたが実は取れていなかった。どう確認すればいいですか?
A. 以下の方法で定期的に確認してください。
- UpdraftPlusの「バックアップ/復元」タブで最後のバックアップ日時を確認(月1回)
- クラウドストレージ(Google Drive等)に実際にファイルが保存されているか確認
- バックアップ完了のメール通知が定期的に届いているか確認
- 3ヶ月に1度、テスト環境で実際に復元を試みる(最も確実な方法)
復元に関する疑問
Q12. バックアップから復元すると、その後に書いた記事は消えますか?
A. はい、バックアップ取得時点以降に追加・変更した内容は失われます。復元はバックアップ時点の状態に戻す操作であるため、バックアップ後の記事・設定変更はすべて消えます。復元前に現在のDBをphpMyAdminでエクスポートしておくと、消えてしまったデータを手動で確認・救出できる場合があります。
Q13. UpdraftPlusで復元するのと、サーバーのバックアップから復元するのは何が違いますか?
A. どちらも結果は同様(バックアップ時点への復元)ですが、使いやすさと利用できる状況が異なります。UpdraftPlusは管理画面から操作できますが、管理画面にアクセスできない場合は使えません。サーバーのバックアップ機能はサーバーパネルから操作するため、管理画面が壊れていても使えますが、保存世代が少ない場合があります。状況に応じて使い分けてください。