📋 このページの目次

  1. 主要サーバーのバックアップ機能比較
  2. エックスサーバーの復元手順
  3. ConoHa WINGの復元手順
  4. さくらインターネットの復元手順
  5. ロリポップの復元手順
  6. サーバーバックアップの限界と注意点
  7. よくある質問
⚠️ サーバーバックアップだけに頼るのは危険です

サーバーの自動バックアップは便利ですが、保存期間・世代数・サーバー障害時の可用性に制限があります。必ずUpdraftPlusなどのプラグインバックアップと組み合わせた二重化を行ってください。→ プラグインバックアップ

主要サーバーのバックアップ機能比較

サーバー 自動バックアップ 保存期間 自己復元 費用
エックスサーバー ✅ 毎日 過去14日分 ✅ 可能 無料
ConoHa WING ✅ 毎日 過去14日分 ✅ 可能 無料
さくらインターネット ✅ 毎日 過去7日分 ✅ 可能 無料
ロリポップ ✅ 毎日 過去30日分 ✅ 可能 無料〜

※ 仕様は変更される場合があります。最新情報は各サーバーの公式サイトでご確認ください。

エックスサーバーの復元手順

🔵 エックスサーバー

自動バックアップ頻度
毎日1回
保存世代数
過去14日分
対象
ファイル・DB両方
自己復元
サーバーパネルから可能

ファイルのバックアップから復元する手順

1エックスサーバーの「サーバーパネル」にログイン

2「バックアップ」→「ファイルバックアップ」をクリック

3復元したい日付を選択し、対象ドメイン・フォルダを選んで「バックアップデータを確認する」

4内容を確認して「復元する」をクリック(復元完了まで数分〜数十分かかる場合あり)

データベースのバックアップから復元する手順

1サーバーパネルの「バックアップ」→「MySQLバックアップ」をクリック

2復元したい日付・データベース名を選択

3「ダウンロード」でSQLファイルを取得し、phpMyAdminからインポート、またはサーバーパネルから直接復元

⚠️ エックスサーバーの注意点:ファイル復元は現在のファイルを上書きします。復元前に現状のファイルをFTPでダウンロードして保存しておくことを推奨します。また、ファイルとDBは別々に復元するため、タイミングを合わせて復元してください。

ConoHa WINGの復元手順

🟣 ConoHa WING

自動バックアップ頻度
毎日1回
保存世代数
過去14日分
対象
ファイル・DB両方
自己復元
コントロールパネルから可能

ConoHa WINGでの復元手順

1ConoHa WINGのコントロールパネルにログイン

2「サイト管理」→「バックアップ」をクリック

3「ファイルバックアップ」または「データベースバックアップ」タブを選択

4復元したい日付・対象を選択し「ダウンロード」または「復元」をクリック

5「復元する」を選択した場合は確認ダイアログで「OK」をクリック

💡 ConoHa WINGのバックアップ機能の特徴:「ダウンロード」を選べばバックアップファイルを手元に保存でき、「復元」を選べばワンクリックで自動復元されます。ダウンロードしてから内容を確認し、その後復元する流れが安全です。

さくらインターネットの復元手順

🌸 さくらインターネット(スタンダード以上)

自動バックアップ頻度
毎日1回
保存世代数
過去7日分
対象
ファイル・DB両方
自己復元
コンパネから可能

さくらインターネットでの復元手順

1さくらインターネットのコントロールパネルにログイン

2「ホームページ」→「バックアップ」をクリック

3「ファイルの復元」または「データベースの復元」を選択

4復元したい日付を選択し「復元する」をクリック

⚠️ さくらインターネットの注意点:保存世代が7日分と少ないため、ハッキングや改ざんの発見が1週間以上遅れた場合、クリーンな状態に戻せない可能性があります。UpdraftPlusとの組み合わせを特に推奨します。

ロリポップの復元手順

🍭 ロリポップ

自動バックアップ頻度
毎日1回
保存世代数
過去30日分
対象
ファイル・DB両方
自己復元
ユーザー専用ページから

ロリポップでの復元手順

1ロリポップのユーザー専用ページにログイン

2「サーバーの管理・設定」→「バックアップ」をクリック

3復元したい対象(ファイル・DB)と日付を選択

4「復元する」をクリックして完了を待つ

💡 ロリポップは30日分保存が強み:他のサーバーより保存期間が長く、問題発見が遅れた場合にも対応しやすいのが特徴です。ただしサーバー側の障害時は利用できないため、外部バックアップとの併用は変わらず推奨です。

サーバーバックアップの限界と注意点

🚨 サーバーバックアップだけに頼ることの危険性:多くのユーザーが「サーバーが自動でバックアップしてくれているから大丈夫」と考えていますが、以下の理由からサーバーバックアップだけでは不十分です。

❶ 保存期間・世代数に上限がある

多くのサーバーは7〜30日分のバックアップしか保存しません。ハッキングや改ざんの発見が保存期間を超えた場合、クリーンな状態に戻せなくなります。また、WordPressの設定ミスを気づかずに放置していた場合も、戻れる世代がなくなる可能性があります。

❷ サーバー障害時はバックアップも使えない

サーバー会社側の障害・ハードウェア障害・データセンターの火災・水害などが起きた場合、サーバー内のバックアップも同時に失われる可能性があります。物理的に別の場所(クラウドストレージ)にバックアップを保存することが重要です。

❸ 対象外のファイルがある場合がある

サーバーによっては、/tmp/ フォルダや特定のディレクトリがバックアップ対象外の場合があります。また、サイトの容量が大きい場合はバックアップが部分的にしか取得されないこともあります。

❹ 復元中はサイトが停止する

サーバー機能での復元は、現在のデータを上書きします。復元中はサイトが一時的に停止・不安定になることがあります。メンテナンスモードプラグインで一時的に「メンテナンス中」ページを表示させてから復元作業を行うと安全です。

推奨する二重化の構成

💡 最も安全なバックアップ体制:
  • サーバー自動バックアップ(日次)← 手軽な復元用
  • UpdraftPlus+Google Drive(日次・自動)← サーバー外への保存
  • 作業前の手動バックアップ ← 特定タイミングの保険

この3つを組み合わせることで、ほぼすべてのトラブルシナリオに対応できます。

よくある質問

Q1. サーバーのバックアップがあればプラグインは不要ですか?

A. いいえ、サーバーのバックアップだけでは不十分です。保存期間・世代数・サーバー障害時の可用性に制限があります。UpdraftPlusなどのプラグインと組み合わせた二重化を強くおすすめします。

Q2. エックスサーバーのバックアップ復元は有料ですか?

A. サーバーパネルからの自己復元は無料でできます。ただしサポートへ復元を依頼する場合や、特定のプランによっては費用が発生する場合があります。詳しくは公式サイトでご確認ください。

Q3. ConoHa WINGのバックアップは何日分保存されますか?

A. 2026年2月時点では過去14日分が保存されます。ただしプランや時期によって仕様が変わる可能性があるため、公式サイトで最新情報をご確認ください。

Q4. サーバーのバックアップから特定のファイルだけ復元できますか?

A. サーバーによって異なります。エックスサーバーはフォルダ単位での選択が可能ですが、ファイル単体の選択はできません。特定ファイルだけを復元したい場合は、バックアップデータをダウンロードしてFTPで手動アップロードする方法が確実です。

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