WPS Hide Login
WPS Hide Login – ログインURL変更プラグイン
WPS Hide Loginは、WordPressのログインページURL(wp-login.php・wp-admin)を、自分だけが知る任意のURLに変更できるプラグインです。200万以上という高いアクティブインストール数を誇り、この用途では最も広く使われています。標準のログインURLへの自動化されたブルートフォース攻撃は、URLさえ変更してしまえばそもそも対象を見つけられなくなるため、攻撃の試行回数自体を大きく減らせます。ファイルの書き換えやリライトルールの追加を行わず、リクエストを横取りする方式で動作するため、プラグインを無効化すれば即座に元の状態に戻せる安全設計も特徴です。
基本情報
| プラグイン名 | WPS Hide Login |
|---|---|
| 料金 | 完全無料 |
| アクティブインストール | 200万以上 |
| 評価 | 4.8 / 5 |
| 開発元 | WPServeur(フランスのWordPress専門ホスティング会社)。姉妹プラグインに、ログイン試行回数を制限する「WPS Limit Login」がある |
| 動作の仕組み | コアファイルの書き換え・リライトルールの追加を行わず、リクエストの横取り(インターセプト)方式で動作 |
| マルチサイト対応 | 対応(ネットワーク全体の初期値設定も可能) |
| WordPress.org | wordpress.org/plugins/wps-hide-login/ |
主要機能一覧
ログインURLの変更
wp-login.php・wp-adminへの直接アクセスを無効化し、任意のURLでのみログインページにアクセスできるようにする。
リダイレクト先の設定
標準URLへのアクセスがあった場合の転送先(404ページや別のURL等)を指定できる。
マルチサイト対応
ネットワーク全体に一括で初期設定を適用しつつ、個別サイトごとに異なるURLに変更することも可能。
他プラグインとの高い互換性
登録・パスワード再設定フォーム等、ログインフォームにフックする多くのプラグインと連携して動作する。
軽量設計
機能をログインURL変更のみに絞っているため、サイトの表示速度への影響がほとんどない。
導入手順
1「プラグイン」→「新規追加」で「WPS Hide Login」を検索し、インストール・有効化
2「設定」→「一般」画面の下部にある「WPS Hide Login」セクションを開く
3新しいログインURL(推測されにくい文字列)を入力
4標準URLへアクセスがあった際のリダイレクト先を設定
5変更を保存し、新しいURLを必ずブックマーク・パスワード管理ツール等に控えておく
こんな人におすすめ
こんな人におすすめ
- 標準ログインURLへの自動攻撃の試行数自体を減らしたい
- 軽量で単機能に絞ったプラグインを好む
- Limit Login Attempts Security・Wordfence等と役割を分けて併用したい
向かないケース
- これだけで十分と考え、他の対策を怠ってしまう(URL変更は多層防御の1つに過ぎない)
- ハードコードされたURL(wp-login.phpを直接指定するテーマ・プラグイン)を使っている場合、正常に動作しないことがある
よくある質問(FAQ)
- WPS Hide Loginでログインページを隠せば、他のセキュリティ対策は不要ですか?
いいえ、不要にはなりません。ログインURLの変更は「見つかりにくくする」対策であり、URLが何らかの形で漏れれば効果がなくなります。Wordfence等のログイン試行回数制限・二要素認証と組み合わせて多層的に防御することをおすすめします。
- 設定したログインURLを忘れてしまったらどうすればいいですか?
FTP・phpMyAdmin等でデータベースのoptionsテーブル(マルチサイトの場合はsitemetaテーブル)から「whl_page」という項目の値を確認する方法があります。それも難しい場合は、pluginsフォルダからwps-hide-loginフォルダを削除すれば、設定がリセットされ通常のURLに戻ります。
- 他のキャッシュプラグインと併用する際の注意点はありますか?
WP Rocket以外のキャッシュプラグインを使っている場合、新しいログインURLのスラッグをキャッシュ対象から除外するよう設定する必要があります。WP Rocketは公式に完全対応しています。
まとめ
WPS Hide Loginは、200万以上という圧倒的な導入実績を持つ、ログインURL変更に特化した軽量プラグインです。単機能ながら評価4.8という高い支持を集めており、他のセキュリティプラグインとの併用のしやすさも魅力です。ただしURL変更だけでは万全ではないため、ログイン試行回数制限・二要素認証等と組み合わせた多層防御を心がけましょう。