PublishPress Revisions

PublishPress Revisions(パブリッシュプレス リビジョンズ)– PublishPress開発 / 公開済みWordPress記事を安全にリライト・承認・予約更新できるプラグイン(旧スラッグ:revisionary)

公開記事を安全にリライト・予約更新 無料版あり 承認ワークフロー対応
アクティブインストール5,000以上
開発元PublishPress
料金無料版あり / Pro $79/年〜

PublishPress Revisions(パブリッシュプレス リビジョンズ)は、公開済みのWordPress記事・固定ページを安全に編集するためのRevision Queueベースのリビジョン管理・承認・予約更新プラグインです。WordPressの標準機能では、公開済み記事を編集すると変更がそのまま上書き反映されてしまいます。このプラグインを使うと、ユーザーが変更内容を「リビジョン(Revision Queue)」として保留状態で保存し、管理者・編集者が確認・承認した後に初めて公開記事へ反映される仕組みを実現できます。また公開記事の変更を特定の日時に予約できる「予約更新(Schedule Revision)」機能も提供します(WordPressには予約投稿はあっても予約更新機能はないため、これはとても実用的な機能です)。無料版でも主要機能が利用でき、Pro版ではACF・WooCommerce・WPML・Elementorなどのプラグインとの連携が追加されます。

WordPressの「公開済み記事編集」の課題と解決

WordPressには標準でリビジョン機能(過去の保存履歴)がありますが、これはあくまで過去の状態に戻すための「バックアップ機能」です。「公開記事はそのままで、修正内容を下書きとして持っておき、確認してから公開に反映する」というワークフローは標準機能では実現できません。

WordPressで公開記事を修正する時の困りごと:
・ 公開済み記事を直接編集すると、途中保存でも変更が公開サイトに反映されてしまう
・ 複数人体制で修正内容をレビューしてから公開したいが、承認フローがない
・ 予約投稿機能はあるが「公開済み記事の更新を〇日後に予約する」機能がない
・ リライト中に手が止まったら、未完成の内容が公開されてしまうリスクがある
PublishPress Revisionsはこれらの課題をまとめて解決します。

ワークフロー(動作の流れ)

1

「New Revision」ボタンから編集開始

有効化すると投稿一覧と編集画面に「New Revision」ボタンが追加されます。クリックすると現在公開中の記事のコピーが「リビジョン」として作成されます。公開中の記事はそのままです。

2

リビジョンを安全に編集・保存 Revisor / Author / Editor

通常のWordPressエディター(Gutenberg・クラシックエディター両対応)で編集できます。保存しても公開記事には一切影響しません。編集が完了したら「Submit(提出)」で承認申請します。

3

Revision Queueで変更を一覧管理 Editor / Administrator

「リビジョン → Revision Queue」画面で提出されたリビジョンが一覧表示されます。Edit・Delete・Preview・Compare(差分比較・赤/緑の色分け)が使えます。

4

承認(Approve)・却下(Reject)・予約(Schedule) Editor / Administrator

「Approve」で即時公開反映。「Reject」で差し戻し。「Schedule Revision」で将来の特定日時に予約反映も可能です。

5

メール通知で関係者に自動連絡

リビジョン提出時・承認・却下・公開時に担当者へメール通知が自動送信されます。Settingsから無効化も可能です。

ユーザーロールとできること

標準のWordPressユーザーロールに対応し、さらに「Revisor(校訂者)」という新しいロールを追加します。

Contributor(寄稿者)

自分の公開済み投稿に対してリビジョンを作成・提出できる

️ Revisor(校訂者)新ロール

他者の公開済み投稿・固定ページに対してもリビジョンを作成・提出できる(公開権限なし)

Author(投稿者)

リビジョンを作成・承認できる。自分の記事へのスケジュール変更も可能

️ Editor(編集者)

すべてのリビジョン承認・却下・予約が可能

Administrator(管理者)

すべてのリビジョン管理・承認・設定変更が可能

Revisiorロールを「外部ライター専用」として活用:Revisiorは「他者の公開済み記事を修正提案できるが、管理者の承認なしには公開に反映できない」という安全な役割です。外部ライターや新人編集者に設定しておくと、誤って本番記事を直接上書きされるリスクを回避できます。

WordPress標準リビジョンとの違い

機能WordPress標準リビジョンPublishPress Revisions
目的過去の保存履歴の確認・ロールバック公開記事の安全な編集・承認ワークフロー
公開記事を維持したまま編集(直接上書き)
承認フロー(Approve/Reject)
変更の予約公開(Schedule Revision)
変更内容の差分比較(Compare)△(過去バージョンのみ)(リビジョンと現行の並列比較)
Revision Queueでの一覧管理
承認時のメール通知
Revisiorロール追加

無料版 vs Pro版の比較

無料版(Free)
$0
WordPress公式から無料ダウンロード
  • 投稿・固定ページのリビジョン作成
  • Revision Queue(一覧管理)
  • 承認(Approve)/ 却下(Reject)
  • 予約更新(Schedule Revision)
  • 変更前後の差分比較(Compare)
  • リビジョン提出・承認時のメール通知
  • Revisiorロールの追加
  • Gutenberg・Classic Editor両対応
Pro版(有料)
$79/年(1サイト)〜
$139/年(5サイト)/ $199/年(無制限)
  • ACF(Advanced Custom Fields)のカスタムフィールド対応
  • WooCommerce商品ページへの対応
  • Yoast SEOのメタデータへの対応
  • WPML(多言語翻訳)との連携
  • Elementorで構築したページへの対応
  • Beaver Builderで構築したページへの対応
  • PODS・その他カスタムフィールドプラグインへの対応
  • PublishPress Permissions Proによる高度な権限管理
  • 優先サポート(サポートチケット対応)
Pro版が必要なケースの目安:ACFのカスタムフィールド値もリビジョン管理したい場合、WooCommerceの商品ページを承認ワークフローで更新したい場合、Yoast SEOのメタタイトル・ディスクリプションもリビジョン対象にしたい場合はPro版が必要です。投稿本文・タイトル・カテゴリ・タグのみが対象でよければ無料版で十分です。

基本情報

プラグイン名PublishPress Revisions(旧スラッグ:revisionary)
開発元PublishPress
料金無料版あり / Pro版:$79/年(1サイト)・$139/年(5サイト)・$199/年(無制限)
アクティブインストール5,000以上
対応エディターGutenberg・Classic Editor両対応
WordPress公式 公式ディレクトリ掲載
日本語対応△(管理画面は主に英語)
公式サイトpublishpress.com/revisions/
WordPress.orgja.wordpress.org/plugins/revisionary/

こんな人におすすめ

こんな人におすすめ

  • 公開済み記事をリライト中に途中保存したいが公開状態は維持したい人
  • 「記事を修正してほしい」とライターに依頼する際に直接編集させたくない管理者
  • 公開済み記事の更新を〇日後に予約したい人
  • 複数の編集者が関わるオウンドメディアで変更の承認フローを設けたいチーム
  • 記事更新前後の変更内容を差分比較して記録として残したい人

注意点・向かないケース

  • 管理画面が一部英語で、日本語のみで操作したい場合はやや使いにくい
  • ACF・WooCommerce・Elementorとの連携にはPro版が必要(追加コスト)
  • 1人運営の場合、自分でリビジョン作成→承認という手間が増えることも
  • アクティブインストールが比較的少なく、日本語情報が限られる

よくある質問(FAQ)

  • PublishPress RevisionsとWordPress標準のリビジョン機能は何が違いますか?

    WordPress標準のリビジョン機能は、過去の保存状態を確認・復元するためのバックアップ機能です。一方PublishPress Revisionsは「公開中の記事はそのまま表示し続けながら、変更内容をRevision Queueに保留→承認後に公開反映」というワークフロー管理ツールです。チームでの承認フロー・公開済み記事の予約更新・変更内容の差分比較などがメインの用途で、WordPress標準機能とは目的が根本的に異なります。

  • PublishPress Revisionsは1人でサイト運営している場合でも使えますか?

    はい、1人でも使えます。特に「公開済み記事をリライトしたいが、一旦下書きとして保存しておき、まとめて確認してから一気に公開したい」「公開済み記事の更新を特定の日時に予約したい」という場合に便利です。複数人での承認ワークフロー以外に、個人の予約更新ツールとして活用している方も多くいます。ただし1人運営の場合、リビジョン作成→承認を自分で行う手間が増えるため、予約更新目的がメインかどうか判断してから導入することをおすすめします。

  • 無料版で十分ですか?どんな場合にPro版が必要ですか?

    投稿・固定ページのリビジョン作成・承認・予約更新・差分比較が目的なら無料版で十分です。Pro版が必要になるのは、ACFのカスタムフィールド・WooCommerce商品ページ・Yoast SEOメタデータ・WPML多言語コンテンツ・Elementor/Beaver Builderで作成したページのリビジョン管理をしたい場合です。

  • 「予約更新」とはどんな機能ですか?予約投稿と何が違いますか?

    WordPressの予約投稿は「未公開の記事を将来の指定日時に公開する」機能です。一方PublishPress Revisionsの「Schedule Revision(予約更新)」は「すでに公開している記事の変更内容を、将来の指定日時に公開記事へ反映する」機能です。例えば「深夜にリライト済み記事の変更を反映させる」「新記事を公開した24時間後に関連過去記事も更新する」といった使い方が可能です。WordPressには標準でこの「予約更新」機能がないため、このプラグインの有用な機能の一つです。

まとめ

PublishPress Revisionsは、「公開済み記事の安全なリライト・承認ワークフロー・予約更新」というWordPressが標準で持っていない機能を補完するプラグインです。特に複数の編集者・ライターが関わるオウンドメディア・企業ブログで、変更内容をレビューしてから公開したいチームや、更新日時を予約したい方に有効です。

無料版でも主要機能(リビジョン作成・承認/却下・予約更新・差分比較・Revisiorロール)が使えるため、まず無料版で試してみることをおすすめします。ACF・WooCommerce・WPMLなどのプラグインと連携した高度なリビジョン管理が必要になった時点でPro版の検討を始めるのが効率的なアプローチです。