PublishPress Future

PublishPress Future(旧名:Post Expirator)– PublishPress開発 / 投稿・固定ページに有効期限・自動アクションをスケジュールするプラグイン

投稿の有効期限・自動アクション設定 無料版あり 旧名:Post Expirator
アクティブインストール100,000以上
旧名称Post Expirator(〜2021年)
開発元PublishPress

PublishPress Future(パブリッシュプレス フューチャー)は、WordPressの投稿・固定ページ・カスタム投稿タイプに「有効期限(自動アクション日時)」を設定し、指定した日時になったら自動的に非公開・削除・下書き化・ステータス変更・カテゴリー更新などのアクションを実行できるプラグインです。もともと「Post Expirator」という名称で長年親しまれてきたプラグインで、2021年12月にPublishPressチームに引き継がれ「PublishPress Future」として継続開発されています。アクティブインストール100,000以上。期間限定キャンペーンページ・時事ニュース記事・季節限定コンテンツの自動非公開に特に有効で、管理者が手動で確認・非公開にする手間を自動化できます。Pro版では複数ステップのアクションワークフロー構築も可能です。

設定できる自動アクションの種類

投稿の編集画面(ブロックエディターの右サイドバー または クラシックエディターのメタボックス)に「Future Action(未来のアクション)」の設定欄が表示されます。日時を指定して、以下のアクションから選択します。

非公開(Unpublish)
指定日時に投稿を非公開状態にする。最もよく使われるアクション。
下書きに変更(Draft)
指定日時に投稿を下書きステータスに戻す。後から再編集・再公開できる。
ゴミ箱へ移動(Trash)
指定日時に投稿をゴミ箱へ移動。完全削除前に一時保管する。
完全削除(Delete)
指定日時に投稿を完全に削除する。復元不可のため慎重に使用。
ステータス変更(Change Status)
指定日時に投稿ステータスを別のステータスに変更する。
カテゴリー更新(Update Categories)
指定日時に投稿のカテゴリーを追加・削除・置換する。
カスタムワークフロー
Pro版のみ
複数のアクションを順番に実行するカスタムワークフローを構築できる。
メール送信
Pro版のみ
指定日時にサイト管理者・著者へのメール通知を自動送信するアクション。
投稿の「公開」と「有効期限」を組み合わせることで公開期間を完全に制御できます:WordPress標準の「予約投稿」機能で公開開始日時を設定し、PublishPress Futureで公開終了日時を設定することで、特定期間だけ自動公開される時限コンテンツを管理できます。例えば「12月1日〜25日のみ公開するクリスマスキャンペーンページ」などに便利です。

主な活用シーン・ユースケース

期間限定キャンペーンページ

セール・キャンペーン・イベントの告知ページにキャンペーン終了日時を設定。終了と同時に自動で非公開にして古い情報が表示され続けるリスクを排除。

時事ニュース・お知らせ記事

「◯日まで」「今週限り」など時限性のあるお知らせ記事を、期限後に自動で非公開・削除。管理者が手動で確認する手間を省ける。

季節限定コンテンツ管理

夏・冬・ゴールデンウィークなど季節に合わせたコンテンツを、シーズン終了後に自動で非公開に。翌年再公開する場合は下書きに変更しておくと便利。

飲食店・店舗の日替わりメニュー

本日のランチ・日替わりメニューなど当日限定のページを翌日の朝に自動で非公開または削除するよう設定。毎日の手動管理が不要になる。

コンテンツの定期見直しリマインド

Pro版のワークフロー機能を使い、記事公開から1年後に著者へ「コンテンツの見直しをお願いします」というメールを自動送信するワークフローを構築。

WooCommerce商品の有効期限設定

WooCommerce製品ページに有効期限を設定し、販売終了日に自動で非公開化。期間限定商品・在庫切れ対応の自動化に活用できる(Pro版でより柔軟な設定が可能)。

Pro版のアクションワークフロー

Pro版では複数のアクションを連続して実行する「アクションワークフロー」を構築できます。以下はワークフローの例です。

例:記事公開後1年間でのコンテンツ管理ワークフロー

公開記事を通常公開
15日後ステータスを下書きに変更・新カテゴリー追加
1年後著者に「コンテンツ見直し依頼」メール送信
2年後投稿をゴミ箱へ移動
Pro版ワークフローで実現できる自動化の例:投稿更新時にサイト管理者へメール通知 → 公開から1週間後にステータスを「ゴミ箱」に変更 → 公開から1年後に著者にコンテンツ確認を依頼するメールを送信 → メタデータに基づいたスケジューリング(Advanced Custom Fieldsとの連携)など、高度な自動化が可能です。

基本情報

プラグイン名PublishPress Future(旧名:Post Expirator)
開発元PublishPress(Steve Burge氏率いる会社。2021年12月よりPost Expiratorの開発を引き継ぎ)
旧名称・改名時期旧名「Post Expirator」→ 2021年12月 ver2.7.0より「PublishPress Future」に改名
料金無料版あり(WordPress公式配布) / Pro版はPublishPressメンバーシップで提供
アクティブインストール100,000以上
WordPress公式 公式ディレクトリ掲載(スラッグ:post-expirator)
日本語対応(管理画面・設定が日本語化されている)
実行方式WP-cron(WordPressの疑似cron機能)を使用してスケジュールされたアクションを実行
注意点サーバーサイドのBASIC認証を設定した環境ではWP-cronが正常動作しない場合がある
管理画面での場所「設定 → PublishPress Future」/ 各投稿編集画面の右サイドバー「Future Action」
公式サイトpublishpress.com/publishpress-future/
WordPress.orgja.wordpress.org/plugins/post-expirator/

無料版 vs Pro版の比較

無料版(Free)
$0
WordPress公式から無料ダウンロード
  • 全投稿タイプへの有効期限・アクション設定
  • 非公開・下書き・ゴミ箱・削除・ステータス変更・カテゴリー更新
  • 投稿編集画面右サイドバーからの日時設定
  • 変更実行時のメール通知(基本)
  • 投稿フッターへの有効期限日時の自動表示
  • ショートコードによる期限日時の本文内表示
  • 投稿タイプ別のデフォルトアクション設定
  • 投稿一覧への期限列の表示
  • バルク(一括)期限設定
Pro版(PublishPressメンバーシップ)
要公式サイト確認
無料版の全機能 + 以下の追加機能
  • アクションワークフロー(複数ステップ・複数スケジュールのカスタム自動化)
  • インタラクティブステップ(ユーザー承認を挟むワークフロー)
  • メール送信アクション(ワークフロー内での自動メール送信)
  • メタデータスケジューリング(ACFなど外部フィールドと連携したスケジュール設定)
  • 外部データインポート連携(WP All Importなどとの統合)
  • WooCommerce商品への有効期限設定の拡張機能
  • 優先サポート(PublishPressメンバーシップ内)

こんな人におすすめ

こんな人におすすめ

  • 期間限定キャンペーン・セール告知ページを自動で非公開にしたい人
  • 時事ニュース・お知らせ記事の有効期限管理を自動化したい運営者
  • 季節限定コンテンツを毎年手動で非公開にする手間を省きたい人
  • 飲食店・店舗の日替わり情報を翌日に自動削除したいサイト担当者
  • WordPressコンテンツを期間限定公開で管理している人

注意点・向かないケース

  • WP-cronを使うため、サーバーサイドのBASIC認証環境では動作しない場合がある
  • 「完全削除」アクションを設定する場合は慎重に(バックアップ推奨)
  • アクションワークフロー・メタデータスケジューリングはPro版が必要
  • WP-cronはWordPressへのアクセスがあって初めて実行されるため、アクセスが少ないサイトでは少し遅れて実行される場合がある(厳密な時刻制御が必要なケースでは別途cron設定が必要)
WP-cronの精度について:WordPressのWP-cronはサイトへのアクセスをトリガーに実行されるため、アクセスが少ない深夜などは指定時刻より遅れて実行される場合があります。厳密に指定時刻にアクションを実行させたい場合は、サーバーの実cron(システムcron)を設定してWP-cronをより正確に動作させることを検討してください。

よくある質問(FAQ)

  • PublishPress Futureで設定できる「期限切れ時のアクション」にはどんな種類がありますか?

    無料版で設定できる主なアクションは以下のとおりです。①投稿を非公開にする(Unpublish)②投稿を下書きに戻す(Draft)③投稿をゴミ箱に移動する(Trash)④投稿を完全に削除する(Delete)⑤投稿のステータスを変更する(Change Status)⑥投稿のカテゴリーを更新する(Update Categories)のほか、予約されたアクションの日時変更も可能です。Pro版のアクションワークフローを使うと、複数のアクションを順番に実行するカスタムワークフローを構築できます。

  • PublishPress Futureは旧Post Expiratorと同じプラグインですか?

    はい、同じプラグインです。もともと「Post Expirator」という名称で長く親しまれていましたが、2021年12月のバージョン2.7.0アップデートに合わせて開発チームがPublishPressに変わり、名称も「PublishPress Future」に改名されました。機能の基本コンセプト(投稿への有効期限設定)は引き継がれており、旧Post Expiratorのユーザーも継続して使えます。WordPress.orgのプラグインスラッグは旧名「post-expirator」のまま維持されています。

  • PublishPress FutureはBASIC認証を設定したサイトで使えますか?

    サーバーサイドのBASIC認証(.htaccessなどによるベーシック認証)を設定したサイトでは、PublishPress Futureが正常に動作しない場合があります。このプラグインはWordPressのWP-cronという仕組みを使ってスケジュールされたアクションを実行しますが、サーバーサイドのBASIC認証環境ではWP-cronのHTTPリクエストが認証をパスできずにブロックされる場合があるためです。開発・ステージング環境など一時的にBASIC認証を使っているサイトでは注意が必要です。解決策としては、BASIC認証をWordPressプラグインによる認証に変更するか、外部cronを設定してWP-cronを回避する方法があります。

  • 有効期限を設定した投稿が予定通りに非公開になるか確認する方法はありますか?

    「設定 → PublishPress Future」の画面または投稿一覧で、期限が設定されている投稿とその予定アクション日時を一覧で確認できます。また、ActionSchedulerプラグイン(または管理画面「ツール → スケジュールされたアクション」)でWP-cronに登録されているPublishPress Futureのジョブが確認できる場合もあります。WP-cronの実行状況の可視化にはWP Crontrolプラグインが役立ちます。テスト目的であれば近い時刻(数分後)に設定して実際に動作することを確認しておくと安心です。

まとめ

PublishPress Future(旧Post Expirator)は、アクティブインストール100,000以上という実績が示す通り、WordPressのコンテンツ有効期限管理においてデファクトスタンダードとなっているプラグインです。無料版でも非公開・下書き・削除・ステータス変更・カテゴリー更新という実用的なアクションを設定でき、期間限定コンテンツを多用する企業サイト・ECサイト・メディアサイトにとって手動管理の負担を大幅に削減してくれます。

Pro版のアクションワークフローを使えば「記事公開から1年後に著者へ見直し依頼メールを自動送信」「公開15日後にカテゴリーを変更して下書きに戻す」といった複雑な多段階自動化も実現できます。WP-cronを使う性質上、BASIC認証環境での動作不可やアクセス少ない時間帯での実行遅延に注意しながら、適切なサーバーcronを組み合わせることでより安定した運用が可能です。