ClassifAI
ClassifAI – Open, enterprise-ready AI features for WordPress / Fueled(旧10up)開発
ClassifAIは、2018年から10up社(現Fueled社)が開発を続ける、完全無料・オープンソース(GPL)のエンタープライズ対応AIプラグインです。OpenAI・Microsoft Azure・Google Gemini・xAI Grokといった主要クラウドAIサービスに加え、Ollamaを使えば大規模言語モデルを自社サーバー上で完全にセルフホストして実行することもでき、外部にデータを一切送信しないプライバシー重視の運用も可能です。タイトル提案・要約生成・文章の伸縮・画像生成(DALL-E・Imagen等)・alt属性の自動生成・タクソノミー(分類)の整理・関連コンテンツの推薦・スマート404ページ・音声文字起こし等、コンテンツ運用の幅広い場面をAIでサポートします。
基本情報
| プラグイン名 | ClassifAI |
|---|---|
| 開発元 | Fueled(旧10up、2018年より開発) |
| 料金 | 完全無料・GPLライセンス(オープンソース)。利用するAIサービスのAPI利用料は別途発生 |
| 対応AIプロバイダー | OpenAI・Microsoft Azure(Azure OpenAI含む)・Google Gemini・xAI Grok・Ollama(セルフホスト・ローカル実行) |
| セルフホストAI | Ollama連携により、外部APIを使わずLLMを自社サーバー・インフラ上で実行可能 |
| 利用可能な機能範囲 | 登録したAIサービスの数によって、使える機能の範囲が変わる |
| 類似の別製品との違い | Fueled社は別途「WordPress公式AIプラグイン」の開発にも関与しているが、ClassifAIとは異なる製品 |
| 公式サイト | classifaiplugin.com |
| GitHub | github.com/10up/classifai |
主要機能一覧
タイトル提案・生成
記事内容に基づき、SEOに適した複数のタイトル候補をAIが提案する。
要約・抜粋・キーテイクアウェイ生成
記事の要約・抜粋・「重要なポイント」ブロックを自動生成し、読者のエンゲージメント向上に活用できる。
文章の伸縮(テキストリサイズ)
一段落をより簡潔に、あるいはより詳細に書き換える機能。文字数の目安付きで調整できる。
AI画像生成・自動alt属性
DALL-E・Google Imagen・Together AI・自社ホスト型モデル等でアイキャッチ画像を生成。生成元を問わず、alt属性の自動付与・サムネイルの自動スマートクロップ・メディアライブラリへのタグ付けも行う。
音声文字起こし・テキスト読み上げ
音声データの文字起こし、およびテキストから音声への変換(text-to-speech)に対応。
タクソノミー(分類)の整理
重複する類似タグ・カテゴリーを統合または削除し、大規模なコンテンツライブラリの分類を整理する。
関連コンテンツ・読書導線の推薦
閲覧中のページ内容を解析し、訪問者に関連性の高い次の記事を提案。サイト内回遊率の向上に貢献する。
スマート404ページ
404エラーが発生したURLの内容を解析し、関連性の高いコンテンツを訪問者に提案して離脱を防ぐ。
アクセシビリティ支援
画像のalt属性自動生成等を通じて、サイト全体のアクセシビリティ向上に貢献する。
プライバシー重視の運用(Ollama連携)
ClassifAIの大きな特長の一つが、Ollamaとの連携によるセルフホスト型AI運用です。通常、AI機能を使うにはOpenAI等の外部クラウドサービスにコンテンツデータを送信する必要がありますが、Ollamaを使えば大規模言語モデルを自社サーバー・自社管理のクラウドインフラ上で完全に実行できます。これにより、外部APIへの依存をなくし、コストを抑えつつ、データを一切外部に送信しないという厳格なプライバシー要件を満たすことができます。企業の機密情報を扱うサイトや、データガバナンスが重視される組織での導入に適しています。
導入手順
1「プラグイン」→「新規追加」で「ClassifAI」を検索し、インストール・有効化
2設定画面から、利用したいAIプロバイダー(OpenAI・Azure・Gemini・Ollama等)を選択
3選択したプロバイダーのAPIキーを入力(Ollamaの場合はセルフホスト先の接続情報を設定)
4使用したい機能(タイトル生成・画像生成・タクソノミー整理等)を個別に有効化
5投稿編集画面から、有効化した機能を実際に試してみる
こんな人におすすめ
こんな人におすすめ
- 費用をかけずに幅広いAI機能をまとめて使いたい
- 複数のAIプロバイダーを自由に選択・切り替えたい
- データのプライバシー・ガバナンスを重視し、外部APIへの送信を避けたい(Ollama活用)
- 大規模なメディアサイト・企業サイトで、タクソノミー整理や画像処理を効率化したい
向かないケース
- ノーコードで即座に使える手軽さを最優先したい(設定にはAIプロバイダーの知識がある程度必要)
- チャットボット機能が主目的(ClassifAIはコンテンツ・分類支援が中心で、対話型チャットボットではない)
よくある質問(FAQ)
- ClassifAIは本当に無料ですか?
はい、ClassifAI自体は完全無料・GPLライセンスのオープンソースプラグインで、有料プランは存在しません。ただし利用するAIサービス(OpenAI・Azure・Gemini等)のAPI利用料は、各サービスの従量課金に応じて別途発生します。Ollamaを使ってセルフホスト(自社サーバー内で完結)すれば、外部APIの利用料自体をゼロにすることも可能です。
- ClassifAIと「WordPress公式AIプラグイン」は同じものですか?
いいえ、別の製品です。ClassifAIは2018年から10up社(現Fueled社)が開発してきた既存のプラグインで、Fueled社は近年、WordPressコアチームと連携する形で「WordPress公式AIプラグイン」という別の新しいプラグインの開発にも関わっていますが、両者は異なる製品です。
- 外部にデータを送信せずにAI機能を使うことはできますか?
はい。ClassifAIはOllamaと連携することで、大規模言語モデルを自社のサーバー・インフラ上で完全に実行できます。外部のクラウドAPIにデータを送信する必要がなく、プライバシー・データガバナンスを重視する組織(企業サイト・官公庁等)に適しています。
まとめ
ClassifAIは、2018年から続く実績と、完全無料・オープンソースという点で他の多くのAIプラグインと一線を画す存在です。OpenAI・Azure・Gemini・Grok等の主要クラウドAIに加え、Ollamaによるセルフホスト運用にも対応しており、コスト・プライバシーの両面で柔軟な選択肢を提供します。タイトル生成・要約・画像生成・タクソノミー整理・スマート404等、コンテンツ運用を幅広くカバーする機能セットは、個人サイトから大規模な企業・メディアサイトまで対応できる懐の深さを持っています。
チャットボット機能ではなく、あくまで編集・コンテンツ運用支援に特化したツールという性質を理解した上で、他のAIプラグインと組み合わせて活用するのがおすすめです。