⚠️ このような症状が出ていませんか?

主な原因

1. プラグインの入れすぎ・重いプラグイン

最も多い原因。不要なプラグインや処理の重いプラグインが速度を低下させます。

2. 画像の最適化不足

大きすぎる画像ファイルが読み込み速度を大幅に低下させます。

3. キャッシュの未導入

キャッシュプラグインを使っていないと、毎回サーバーで処理が走り遅くなります。

4. データベースの肥大化

リビジョン、ゴミ箱、スパムコメントなどでデータベースが肥大化しています。

5. サーバースペック不足

共用サーバーの低スペックプラン、または同時アクセス数に対してサーバーが弱い場合です。

6. テーマの問題

コードが最適化されていないテーマ、または機能が多すぎるテーマを使用しています。

現在の速度を測定する

改善前に現状を把握しましょう。

推奨の速度測定ツール

目標スコア:
  • PageSpeed Insights: 80点以上(モバイル・PC両方)
  • 読み込み時間: 3秒以内

改善方法(効果が高い順)

キャッシュプラグインを導入

最も効果が高い方法です。劇的に速度が改善します。

推奨プラグイン:
  • WP Rocket(有料・最強)
  • W3 Total Cache(無料・高機能)
  • WP Super Cache(無料・シンプル)
  • LiteSpeed Cache(LiteSpeedサーバー専用・無料)
基本設定:
  1. プラグインをインストール・有効化
  2. ページキャッシュを有効化
  3. Gzip圧縮を有効化
  4. ブラウザキャッシュを有効化

画像を最適化する

画像はページ容量の大部分を占めます。最適化で大幅に改善します。

画像最適化プラグイン:
  • EWWW Image Optimizer(無料・自動圧縮)
  • Smush(無料・使いやすい)
  • Imagify(有料・高品質)
手動最適化:
  • アップロード前にTinyPNGで圧縮
  • 適切なサイズにリサイズ(幅1920px程度で十分)
  • WebP形式に変換(次世代フォーマット)
  • 遅延読み込み(lazy load)を有効化

不要なプラグインを削除

使っていないプラグインは削除(無効化ではなく削除)します。

確認ポイント:
  • 同じ機能のプラグインが複数ないか
  • 使っていない機能のプラグインがないか
  • テーマに機能が含まれているのに別途プラグインを入れていないか
重いプラグインの例:
  • All in One SEO(軽量なYoast SEOやSlim SEOに変更検討)
  • Jetpack(必要な機能だけの軽量プラグインに分割)
  • 古いスライダープラグイン

データベースを最適化

不要なデータを削除してデータベースを軽量化します。

WP-Optimizeプラグインを使う:
  1. WP-Optimizeをインストール・有効化
  2. 「データベース」タブを開く
  3. 以下にチェック:
    • リビジョンをクリーン
    • 自動下書きをクリーン
    • ゴミ箱の投稿を削除
    • スパムコメントを削除
    • データベーステーブルを最適化
  4. 「すべての選択した最適化を実行」をクリック

CDNを導入する

画像やCSSなどの静的ファイルを世界中のサーバーから配信し、高速化します。

推奨CDN:
  • Cloudflare(無料プランあり・簡単)
  • BunnyCDN(有料・高速)
  • StackPath(有料)
Cloudflareの設定:
  1. Cloudflareアカウント作成
  2. サイトを追加
  3. DNSをCloudflareのものに変更
  4. 自動的にCDNが有効化される

不要なスクリプト・CSSを削除

使っていないJavaScriptやCSSファイルの読み込みを減らします。

Asset CleanUpプラグインを使う:
  1. Asset CleanUpをインストール
  2. 各ページで不要なスクリプト・CSSを無効化
  3. 特定のページでのみ使うプラグインのスクリプトを他ページで無効化

PHPバージョンを最新に

新しいPHPバージョンは処理速度が大幅に向上しています。

手順:
  1. レンタルサーバーの管理画面にログイン
  2. PHP設定を開く
  3. PHP 8.0以上に変更(推奨は8.1または8.2)
注意:古いプラグインがPHP 8.xに対応していない場合があります。変更前にバックアップを取り、問題があれば元に戻してください。

リビジョン数を制限

記事の保存回数が多いとリビジョンが増え、データベースが重くなります。

wp-config.phpに追加:
define('WP_POST_REVISIONS', 3);

これで1記事あたり3つまでに制限されます。

サーバー変更を検討すべきケース

上記の最適化をすべて行っても遅い場合は、サーバースペック不足の可能性があります。

サーバー変更を検討すべきサイン:

推奨のサーバー移行先:

よくある質問

Q1. キャッシュプラグインはどれがおすすめですか?

A. 初心者には「WP Super Cache」、高機能を求めるなら「W3 Total Cache」、予算があれば「WP Rocket」がおすすめです。LiteSpeedサーバーなら「LiteSpeed Cache」が最強です。

Q2. プラグインは何個までなら大丈夫ですか?

A. 数よりも質が重要です。軽量なプラグイン30個より、重いプラグイン3個の方が遅くなります。目安としては20個以内に抑えることを推奨します。

Q3. 最適化したのにまだ遅いです

A. サーバースペック不足の可能性があります。より高性能なプランへの変更、または別のレンタルサーバーへの移転を検討してください。

Q4. モバイルだけスコアが低いです

A. 画像の遅延読み込み、CSSのインライン化、JavaScriptの遅延読み込みを試してください。WP Rocketなら自動で対応できます。

まとめ

サイト高速化チェックリスト

  1. ✓ キャッシュプラグインを導入
  2. ✓ 画像を最適化(圧縮・WebP化)
  3. ✓ 不要なプラグインを削除
  4. ✓ データベースを最適化
  5. ✓ CDNを導入
  6. ✓ PHPバージョンを最新に
  7. ✓ PageSpeed Insightsで80点以上を目指す

関連ページ