WordPress記事が消えた・下書きに戻った
公開していた投稿が突然消えた、下書きに戻ってしまった、記事の内容が古いバージョンになっている問題の原因と復元方法を詳しく解説します。
⚠️ このような症状が出ていませんか?
- 公開していた記事が投稿一覧から消えている
- 記事が「下書き」状態に戻っている
- 記事の内容が古いバージョンになっている
- 編集中に内容が消えた
- 複数の記事が一度に消えた
- ゴミ箱にも記事がない
主な原因
1. 誤って削除・下書きに変更
自分または他のユーザーが誤って削除、またはステータスを「下書き」に変更した。
2. 自動保存の上書き
別のデバイスやブラウザで古いバージョンを開き、それが自動保存で上書きされた。
3. プラグインの不具合
更新系プラグインやセキュリティプラグインの誤動作で記事が変更された。
4. データベースの問題
データベースの破損やサーバーのトラブルで記事データが消失した。
5. 権限の問題
ユーザー権限の変更により、記事が見えなくなっている。
復元方法(優先度順)
ゴミ箱を確認
最初に確認すべき場所です。削除した記事は30日間ゴミ箱に保管されます。
手順:
- 「投稿」→「投稿一覧」を開く
- 上部の「ゴミ箱(X)」をクリック
- 該当記事を見つけたら「復元」をクリック
- 記事が元の状態に戻る
一括復元:複数記事にチェックを入れ、一括操作で「復元」を選択すれば、まとめて復元できます。
下書き・予約投稿を確認
ステータスが変更されている可能性があります。
手順:
- 「投稿一覧」上部の「下書き」をクリック
- 該当記事があれば、編集して「公開」に戻す
- 同様に「予約投稿」も確認
リビジョンから復元
記事の内容が古くなっている場合に有効です。
手順:
- 該当記事の編集画面を開く
- 右サイドバーの「リビジョン」を確認
- 「XXX件のリビジョンを参照」をクリック
- スライダーで過去のバージョンを確認
- 復元したいバージョンを選択
- 「このリビジョンを復元」をクリック
リビジョン機能:WordPressは自動的に記事の変更履歴を保存しています。誤って内容を削除・変更しても、過去のバージョンに戻せます。
自動保存を確認
編集中に消えた場合、自動保存が残っている可能性があります。
手順:
- 該当記事の編集画面を開く
- ページ上部に「自動保存があります」と表示されていないか確認
- 表示されていれば「自動保存を復元」をクリック
バックアップから復元
バックアッププラグインやレンタルサーバーのバックアップから復元します。
UpdraftPlusの場合:
- 「設定」→「UpdraftPlus Backups」
- 「バックアップ/復元」タブをクリック
- 復元したい日付のバックアップを選択
- 「データベース」にチェック
- 「復元」をクリック
レンタルサーバーのバックアップ:
- レンタルサーバーの管理画面にログイン
- 「バックアップ」を開く
- 記事が存在していた日付のバックアップを選択
- データベースを復元
注意:バックアップからの復元は、バックアップ作成後の変更がすべて失われます。必要に応じて、現在のデータもバックアップしてください。
phpMyAdminでデータベースを確認
データベースに記事が残っているか直接確認します。
手順:
- phpMyAdminを開く
- 該当データベースを選択
- wp_postsテーブルを開く
- post_titleで記事タイトルを検索
- post_statusを確認(publish、draft、trashなど)
- trashになっていれば、publishに変更
Google/Bingのキャッシュから復元
検索エンジンのキャッシュに記事が残っている場合があります。
手順:
- Googleで「cache:記事のURL」と検索
- キャッシュページが表示されれば、内容をコピー
- 新規投稿として再作成
Internet Archive:https://archive.org/ で過去のページを確認できる場合があります。
変更履歴プラグインで確認
誰がいつ削除したか確認します。
Simple Historyプラグイン:
- Simple Historyプラグインをインストール
- 「設定」→「Simple History」を開く
- 記事の削除・変更履歴を確認
- 誰がいつ変更したか特定できる
予防策
1. 定期的な自動バックアップ
- UpdraftPlusで毎日自動バックアップを設定
- レンタルサーバーの自動バックアップ機能も確認
2. リビジョン機能を有効に
- wp-config.phpでリビジョンを無効化しない
- 適度な数(5〜10個)を保存する設定に
3. ユーザー権限を適切に設定
- 記事を削除できるユーザーを制限
- 編集者権限と管理者権限を使い分ける
4. 変更履歴プラグインの導入
- Simple Historyで変更履歴を記録
- 誰がいつ何を変更したか追跡可能に
5. 重要な記事は外部にも保存
- Googleドキュメントにコピー
- ローカルPCにテキストファイルとして保存
よくある質問
Q1. ゴミ箱にも下書きにもありません
A. データベースから完全に削除された可能性があります。バックアップから復元するか、Google/Bingのキャッシュを確認してください。
Q2. リビジョンがありません
A. wp-config.phpでリビジョンが無効化されているか、保存回数が少なすぎる可能性があります。バックアップからの復元を検討してください。
Q3. 複数の記事が一度に消えました
A. プラグインの誤動作またはデータベースの問題の可能性が高いです。すぐにバックアップから復元することをおすすめします。
Q4. バックアップがありません
A. レンタルサーバーに自動バックアップ機能がないか確認してください。それもない場合は、Google/Bingキャッシュからの復元を試してください。今後は必ずバックアップ体制を整えましょう。
まとめ
記事が消えた時のチェックリスト
- ✓ ゴミ箱を確認
- ✓ 下書き・予約投稿を確認
- ✓ リビジョンから復元を試す
- ✓ 自動保存があるか確認
- ✓ バックアップから復元
- ✓ phpMyAdminでデータベース確認
- ✓ Google/Bingキャッシュを確認
- ✓ 今後のために自動バックアップを設定